現代の裸の王様!? 自身の“フルヌード写真”を自社サイトで公開した中国大企業の社長
#中国 #海外ニュース
成功者には変わり者が多いと言われるが、中国でもそれは同じようだ。今回、中国では大企業の社長が自らのわいせつな写真を会社のホームページに掲載し、中国で大変な騒ぎとなっている。
「澎湃新聞」(11月22日付)によると、河南省許昌市に籍を置くある企業のホームページに突然、600枚を超える男性の全裸を写した写真が掲載された。写真の男は全裸の状態で大自然を背景に、気持ち良さそうにさまざまなポーズを決めている。さらに写真の下には、このときの状況を説明したと思われる文章があり、「自然の中でこうしてる時だけが、自分が自分でいられるんだよね」と書かれていた。
なんと写真に写るこの全裸の男こそ、この会社の社長だというのだ。男が社長を務めるこの会社は、化粧品や家具、健康食品、雑貨など多岐にわたる商品の生産販売を手掛けており、1997年に設立され資本金2億元(約34億円)、社員7,000人を抱える大企業だったのだ。常軌を逸した社長の今回の行動について、この会社の社員はメディアの取材に、「今回騒動となっている写真の全裸の男性ですが、弊社の社長に間違いありません。今回のことは弊社内部の問題ですので、メディアなどにお答えすることは何もありません」と、騒動については認めつつも、それ以上の情報については固く口を閉ざしている。
ちなみにいくつかの全裸写真には「めっちゃイケメン! かっこいい!」「本当の自分をさらけ出すのって最高だよね!」「太陽の下でこんな風に自分を表現できるのって本当にうらやましい!」など、称賛するコメントが寄せられているが、社員らによるヨイショであることは明白だろう。
イエスマンの社員らに囲まれてこの社長は、その名の通り「裸の王様」になってしまったのだろうか。
ちなみに社長に対しては、警察による捜査が行われる予定だという。
(文=青山大樹)
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