ジャニーズ事務所が、『紅白』初出場を潰そうとしている“アイドルグループ”とは?
早ければ来週にも出場歌手が発表される見込みとなっている、大みそかの『第68回NHK紅白歌合戦』。すでに各メディアでは、出場歌手を予想する報道が盛んとなっているが、今回“初出場の当落スレスレ”といわれていたアイドルグループが、ある行動によって、「落選してしまうのではないか?」などとささやかれだしたようだ。
「東海エリアを中心に活動するボーイズグループ『BOYS AND MEN』(ボイメン)です。デビュー当初から、彼らには芸能界のしがらみから逃れるための“戦略”があり、その甲斐あって着実にファンを増やしてきました。昨年は『日本レコード大賞新人賞』を受賞し、今年も8月リリースのシングル『帆を上げろ!』が累計売上約17万枚(オリコン調べ)と、実績だけでいえば、『紅白』出場基準は完全にクリアしています」(音楽誌ライター)
ボイメンの“戦略”とは、ジャニーズ事務所への対策なのだという。
「競合グループの存在を許さないジャニーズは、かつてメディアに対して、『あのグループを起用するなら、ジャニーズのタレントは出演させない』などと圧力をかけ、多くの男性アイドルを干してきました。そこでボイメンは、ジャニーズがあまり関与しない地方での活動をメインに据え、文字通り地道な展開。そして、名実ともに人気グループとなった今、ようやく全国規模のグループへとシフトチェンジすることになったんです」(同)
そんな彼らは、先日も一部ウェブメディアで「紅白出場内定」と報じられていたが、ここへきて雲行きが怪しくなってきたという。
「ボイメンの一部メンバーが、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)に出演したんです。ジャニーズは、3人に対してあからさまな圧力こそかけていないものの、目の敵にしているのは明らかで、複数の大手芸能プロは、ジャニーズの手前、自社タレントをゲスト出演させることを拒否していたほどです。そんな状況にあって、ボイメンが出演したことは、当然ジャニーズサイドからすれば面白くなかったはず。そんな中、ここ数日業界関係者の間で、NHKはジャニーズとの関係を考慮して、ボイメンの『紅白』出場を今回は見送る可能性が高いとウワサされるようになったんです」(芸能プロ関係者)
ジャニーズとボイメンをめぐっては、昨年のKis‐My‐Ft2との売り上げバトルが記憶に新しい。
「初日売り上げでは、ボイメンの『YAMATO☆Dancing』がオリコンシングルランキング1位を獲得していたものの、途中キスマイの『Sha la la☆Summer Time』が急激に売り上げを伸ばし、さらには、ボイメンのCD販売会が突如中止になるなどして、週間ランキングではキスマイが勝利(既報)。ボイメンファンからは不正を疑う声があふれ、両グループの敵対関係が、ネット上でしばらくの間クローズアップされていました」(同)
ボイメンの『紅白』当落はギリギリまでハッキリしないといわれるが、果たしてNHKは公正な判断を下せるのだろうか。
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