ダルビッシュの“旭日旗パンツ”が韓国で炎上「大嫌いになった」「韓国なんて眼中にないんだろう」
#スポーツ #韓国 #プロ野球 #ダルビッシュ有
ワールドシリーズが11月1日(現地時間)に終了し、契約満了によりドジャースからフリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有。日本が誇る右腕の移籍先に関心が集まっているが、お隣・韓国では、違う角度からダルビッシュに視線が集中している。
話題の中心となっているのは、ダルビッシュの下着だ。最近、韓国のネット掲示板に、旭日旗デザインのパンツを着用している写真が掲載されたのである。
写真はレンジャーズ在籍時に撮影されたものだが、これについて韓国メディアは、「ダルビッシュ、旭日旗ファッション騒動“これでいいのか”」「ダルビッシュ、旭日旗ロゴが印刷された下着姿が見つかる? 歴史観騒動」「ダルビッシュ、旭日旗ファッションが波紋“眉をひそめてしまう”」などと報じている。中には「旭日旗は戦犯旗のひとつで、過去に日本軍が全世界を軍国主義のもと占領しようとした当時、使用していた軍旗だ」としながら、「ドジャースで柳賢振(リュ・ヒョンジン)と先発の座を争う彼の歴史観に、多くの野球ファンが不安げな視線を送っている」と伝えるメディアもあった。
そもそもダルビッシュは、韓国でも知名度が高い。
韓国メディアは「メジャーリーグ最高のスライダーを持つ選手」「現役最強最高のアジア人先発投手」と絶賛してきたし、“韓国高校球界最高の剛速球投手”の看板を引っ提げて昨シーズン斗山ベアーズに入団した李映河(イ・ヨンハ)などは、「ロールモデルはダルビッシュ」と語っていたほどだ。
しかも、投手としての評価ばかりか、人間性にも好感を持たれていた。例えば2012年5月には、Twitter上で韓国料理を食べたことを伝えたダルビッシュに、プロフィール欄に「35歳」と記していたフォロワーが、「汚い韓国料理なんか食べているから成績が上がらないのだろう、反省しろ」と絡んできたことがあった。これに対しダルビッシュは、「35歳にもなるんだから、いい加減大人になりましー」(原文ママ)と返したのだが、一連のやりとりは韓国でも報道され、「痛快な対応だった」などと称賛が送られていた。
それだけに韓国のファンたちは、今回の“旭日旗パンツ”写真を見て、落胆を隠せない様子だ。ネット上には、「SNSでの嫌韓民への対応を見て好きだったけど、これを見て大嫌いになった」「日本のやつらは旭日旗が何なのかすらわかっていないんだろうな」「旭日旗ではなく、戦犯旗と呼ぶべきもの」「韓国なんて眼中にないんだろう」といったコメントが寄せられている。
なにしろ韓国は、これまでも旭日旗に過剰ともいえるほど敏感に反応してきた。最近も釜山(プサン)市にある小学校の校章が旭日旗に似ているとして開校100年で変更になったし、バーガーキングが韓国で発売したズワイガニワッパーの包装紙が「旭日旗を連想させる」というクレームも起こっていた。韓国の“旭日旗クレーム”は国内に対してもこれほど強く行われているのだから、今回、日本のスター投手が旭日旗ロゴを身に着けたことに対する過敏な反応も、イレギュラーな事態ではないといえる。
いずれにしても、この旭日旗騒動をきっかけに、ダルビッシュに対する韓国の注目度がさらに高まったことは間違いないだろう。今後は韓国からどのような視線が送られるのか、引き続き動向を追っていきたい。
(文=S-KOREA)
●参考記事
・開校100年の小学校の校章も変更に…エスカレートする韓国の“旭日旗アレルギー”への懸念
http://s-korea.jp/archives/20724?zo
・【画像あり】韓国の“旭日旗クレーム”が過剰にグローバル化していることへの“危うさ”
http://s-korea.jp/archives/17502?zo
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