相方、ママタレ、モデル……全方位に向けられる“腐り芸人”ハライチ・岩井の狂気
#お笑い #ハライチ
BOØWY在籍時、あの氷室京介は「ユーミンとかだって、じゃああれが本当にやりたい音楽なのかなあって考えたら、きっと違うかもしれないし。(中略)無理をしない程度の一種のサービスっていうか。宿命だよね」という発言を残している。
“世間”という最大公約数に対し、どのように自分をすり合わせていくか。これは、“芸能”という世界に携わる者にとって永遠のテーマだ。含むところは多いが、言えない本音もあるだろう。
しかし、心に茨を持っていたならば話は別。村八分にされることもいとわず、芸能人が本音をブチまける貴重なテレビを目撃してしまった。9月16日放送『ゴッドタン』(テレビ東京系)が、すごかったのだ。
この日の企画は「かぶりタレント統一マッチ」なるもの。同じキャラの芸能人が集まり、その中で誰が最もキャラが濃いかを決定する内容である。
さて、どんなキャラの芸能人が招集されたのか? それは“腐り芸人”だ。スタジオに登場したのはハライチ・岩井勇気、インパルス・板倉俊之、平成ノブシコブシ・徳井健太の3人であった。さすが『ゴッドタン』、納得の人選だ。見事に全員腐ってる。
■ロケのスキルにのっとった芸人を冷笑する板倉、TENGAを食卓に置く徳井
まず、板倉の腐りっぷりについて。彼は、多くの芸人を見て「こいつ、ヤッてんなぁ」と感じているという。
例えば、飲食店でのロケ。通常は一斉に食事を始め、各々が感想を言っていくだろう。だが、ある1人が食べて感想を言っていると、カメラが来るまでおあずけを食らったかのようにずっと待っている芸人がいるのだ。
「『待ってんなぁ、こいつ』と思って見てて。で、結局『これ、青葉が効いてて』ってコメント。ヤッてんなぁ、こいつって(笑)。青葉のくだり言いたいがために待ってたんだ」(板倉)
芸能界の正道を行く者にとって、この行動はれっきとしたスキルだろう。しかし、その臭さを板倉は冷笑する。
こんな態度で売れることができるのか他人事ながら心配してしまうが、彼は「淘汰されることに抵抗してない」と断言する。
一方の徳井の場合、芸人として以前に、人として腐っている。彼は妻と2人の子持ちだが、自分が何回も使ったTENGAを食卓に置きっぱなしにしているらしいのだ。遠慮せず、サラダの横にTENGAを置く徳井。さすがの板倉も「ドレッシングみたい!」と驚きの表情を見せ、「おぎやはぎ」小木博明は「かけちゃうよ、知らない人は!」と指摘する。
しかし「もともとTENGAって、そういうコンセプトでしたよね?」と、まるで悪びれない徳井。確かにポップでおしゃれなデザインゆえ、TENGAをインテリアのように扱っても違和感はないだろう。しかし、なぜ食卓に置く必要があるのか? その問いに「食べる前に使ったんでしょうね」と、サラッと説明する徳井。完全にどうかしている。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事