甲子園“清原超え”で注目の広陵高・中村奨成捕手 ドラ1競合必至も、地元カープは回避か?
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夏の甲子園は、花咲徳栄高校が埼玉勢として初めて優勝旗を手にしたが、最も注目を集めたのは、広陵高校の中村奨成捕手。打てるキャッチャーといえば、どの球団も喉から手が出るほど欲しい人材だが、広陵高校の地元・広島カープについて、ネットではあるウワサがささやかれている。
もともと清宮幸太郎(早稲田実業)のホームラン記録に話題が集中していた今夏の甲子園。しかしフタを開けてみれば、伝説を残したのは中村だった。中村は初戦の中京大中京戦で2本のホームランを放つと、その後の試合でも打ちまくり、大会通算で6ホームラン、17打点、43塁打(すべて大会新記録)、19安打、6二塁打(ともにタイ記録)を記録。チームを準優勝に導いた。
試合後にはプロ入り志望であることを明らかにした中村。広島県出身となれば、当然地元カープが放っておかないかと思いきや、カープに関してはある“都市伝説”が存在する。週刊誌記者が語る。
「カープと言えば、地元では絶大な人気を誇りますが、広島県出身の高卒選手を30年以上ドラフトで指名していません。現在、チームには新井貴浩、永川勝浩、梵英心ほか、広島県出身の選手が多数在籍していますが、彼らは全員大卒、ないしは社会人からの入団です。広陵高校からは、2003年に白濱裕太、08年に中田廉がカープに入団していますが、2人とも大阪府出身です。その理由は、1980年代に広島県の高校から入団したある選手が原因だとされています。その選手は、1軍で活躍することなく引退しましたが、親族に私設応援団の関係者がおり、起用するように圧力をかけたため、それに懲りたカープは地元の高卒選手を獲らなくなったと言われています」
地元出身でも、大学や社会人を経由すれば指名するとはおかしな話だが、30年以上指名がないのも偶然とは思えない。広島出身で、広島新庄高校から巨人に入った田口麗斗選手は、今や巨人の左のエース格。今年、もしカープが中村の指名を回避するようなら、ウワサの信憑性はますます高まりそうだ。
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