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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > 平手友梨奈離脱で見えた欅坂の死角

絶対エース・平手友梨奈の体調不良離脱で見えた、欅坂46の“死角”とは?

 8月2日から始まった欅坂46初の全国ツアー神戸公演で、メンバーの平手友梨奈がライブ途中に倒れて離脱してしまうという出来事が起きた。

 平手といえばデビュー以来、欅坂のすべてのシングル曲でセンターを務めてきたが、アンコール曲の「サイレントマジョリティー」では、彼女の姿が見られないという事態に。この出来事は、破竹の勢いで快進撃中の欅坂にとって、“死角”の存在を浮き彫りにしている。

「平手に負担がかかりすぎているということです。同じ坂道シリーズの乃木坂46や48グループに比べて、欅坂はメッセージ性の高い歌詞と激しいダンスパフォーマンスが特徴ですが、それを象徴するのが平手の存在。しかし、最近の彼女は体調不良が続き、イベントをいくつか休んでいるような状況でした。また、現在発売中のアルバムに収録されている楽曲『月曜日の朝、スカートを切られた』が、性犯罪の被害者に不快感を与えると槍玉に上がっていることも、心労になっているのかもしれません。彼女はまだ16歳の高校1年生。不動のセンターとして、すべてを背負うのは荷が重すぎます」(アイドルライター)

 実際、平手を欠いたほかのメンバーたちの動揺は尋常ではなく、困惑する姿や号泣する姿が観客席からもはっきり確認できたほどだった。

「平手を欠いた途端、グループとして体をなさなくなってしまったということでしょう。なまじ、コンセプトが強固であるがゆえの“弱味”と言えなくもない。たとえば、選りすぐりの美少女ぞろいという以外、確固たるコンセプトがない乃木坂は、テレビやライブ出演などでエースの白石麻衣や西野七瀬を欠いたとしても、代わりのメンバーがソツなく代役をこなすでしょう。しかし、欅坂には平手のポジションを務められる代役は、現状ではいません」(同)

 デビュー以来、アイドルらしからぬ鬼気迫るパフォーマンスで称賛を集めてきた平手だが、その存在感の大きさゆえに起きてしまったハプニングなのかもしれない。

最終更新:2017/08/07 12:01
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