米倉涼子『ドクターX』シーズン5放送決定も、テレ朝にくすぶる“悩みの種”
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テレビ朝日のキラーコンテンツである米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』のシーズン5が、今年も10月クールに放送されることが明らかになった。
紆余曲折の末、昨年末に協議離婚が成立し、身軽になった米倉は、現地時間7月3日から13日まで、米ニューヨーク・ブロードウェイでミュージカル『シカゴ』に5年ぶり2度目の主演を果たした。8月2日から13日には東京・東急シアターオーブで凱旋公演が行われ、同月下旬から『ドクターX』の撮影に入る予定だ。
シーズン5には西田敏行のほか、岸部一徳、内田有紀、鈴木浩介といったおなじみのメンバーの出演が決定。また、シーズン4にゲスト出演し、視聴者から待望論が多かった“蛭間のシモベ”海老名敬医師役の遠藤憲一が2シーズンぶりにレギュラーで復活することも決まった。
放送に先駆けて、最新のシーズン5と過去に放送された全4シリーズが日本国内を除く世界200以上の国と地域で配信されることが決定。国内では過去4シリーズが、auの動画配信サービス、「ビデオパス」などで9月1日より配信される。
ファンにとっては朗報だが、テレ朝は喜んでばかりもいられないようだ。
「それはズバリ、米倉のギャラの高騰です。テレ朝の熱烈オファーを受け入れた昨年のシーズン4では、1本500万円まで跳ね上がりました。一般的に大物俳優・女優の連ドラ1本あたりのギャラは200万円前後といわれていますから、とんでもない額です。さらにシーズン5を放送するにあたり、米倉サイドからは再度ギャラアップが要求され、一説によると1本800万円超になったといいますから絶句です。現状、ドラマのギャラでは、間違いなく米倉が業界ナンバー1。来年シーズン6をやるとなると、またまたギャラアップを求められかねず、テレ朝は戦々恐々でしょう」(テレビ関係者)
安定して20%超えをする『ドクターX』はスポンサー受けも非常に良く、テレ朝にとってはなくてはならないコンテンツ。米倉のギャラ高騰は悩みの種だろうが、常時これだけの高視聴率を挙げてスポンサー収入も潤うドラマはほかにないだけに、それもまた致し方ないところか……。
(文=田中七男)
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