実は有毒植物だった! アロエの大食いチャレンジを生配信していた女性が中毒死寸前に
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これまでお色気路線で大金を稼いできた中国の女性動画配信者たちだが、ここ最近、当局の取り締まりが厳しくなってきている。キラーコンテンツを奪われた彼女たちの中には、アクセス数獲得のため、違った方向で体を張る者が現れ始めているようだ。
「重慶時報」(6月23日付)によると、つい先日、張さん(26歳)はアロエの大食いを生配信したのだが、多くの視聴者が見守る中、重大事故が起きてしまった。
張さんは、両手に巨大なアロエと思われる物体を持ち登場すると、視聴者に「アロエは美容に効果があるのは知っているよね! 今からこのアロエ、このまま生で食べちゃいます!」と宣言し、アロエにかぶりついた。当初、「おいしい! めっちゃイケてる!」と笑顔で感想を述べていたのだが、しばらくすると様子が一変する。
張さんの声はどんどんかすれていき、最後は声がまったく出ない状態となってしまったのだ。実はこの時、口の感覚がなくなってしまい、焼けるような強烈な強い痛みを全身に感じていたという。張さんは視聴者に体調不良を告げ、配信を打ち切ると、すぐさま病院へ向かった。
精密検査の結果、驚愕の事実が判明した。張さんがアロエだと思って食べていた植物は、実はアロエではなくリュウゼツランと呼ばれる植物で、通常は加熱処理などをしないと食べることはできず、生食した場合、毒性が体に回って意識障害や全身麻痺などを引き起こし、死に至る可能性がある危険な植物だったのだ。早期治療のかいあって、張さんの症状は現在、快方に向かっているという。
6月13日には、別の女性が100皿分のサーモンを食べるという企画を生配信した。この企画は、成功すると視聴者の男性から52万元(約830万円)の賞金をプレゼントしてもらえるという内容だった。女性は吐き気と強烈な腹痛に襲われながらも、100皿を泣きながら食べきり賞金を獲得したのだが、その直後、病院へ緊急搬送されたという。
セクシーを封じられてもなお、体を張って一攫千金を狙う彼女たち。一体どこへ向かっているのだろうか?
(文=青山大樹)
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