「これじゃない!」日清『魔女の宅急便』新CMに『君の名は。』のパクリ批判が殺到中
#CM
カップヌードルCM 「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」 30秒(YouTubeより)
「パクリじゃないか!?」
6月19日、日清食品が「カップヌードル」の新CMシリーズ「HUNGRY DAYS」第1弾の放送を開始。同CMでは、角野栄子による児童書『魔女の宅急便』(福音館文庫)をアニメ化しているのだが、これがアニメファンに大不評なのだという。
「『魔女の宅急便』といえば、1989年にスタジオジブリによってアニメ映画化され、現在もアニメファンから絶大な支持を得ています。今回、日清食品は『魔女の宅急便』の主人公・キキが、もしも17歳の女子高生になったらというコンセプトでアニメ化。CMではキキが男子高校生に成長しているトンボに『大好き』と告白する様子が描かれています」(テレビ誌記者)
原作はともかく、ジブリ版では2人は恋愛関係として描かれておらず、そもそも今回のCMが日本を舞台にしていることから一部の熱狂的ファンは世界観の違いに納得がいかなかったようだ。
また、CMの音楽は人気ロックバンド・BUMP OF CHICKENがオリジナルで制作しているが、こちらも昨年大ヒットしたアニメ映画のファンから辛辣な意見が飛び交っている。
「背景や光の使い方、構図や音楽の雰囲気などが、『君の名は。』と酷似しているのです。特に『君の名は。』の音楽を担当したRADWIMPSとBUMP OF CHICKENは以前から比較されがちでした。そんなこんなで、同映画のファンからは『君の名は。』の“劣化版”という声が聞かれ、『いかにも広告代理店が考えそうなネタ』と批判が続出。おそらく制作側は、ジブリ作品と『君の名は。』を掛け合わせれば世間にウケると安易に考えたのかもしれませんが、結果的に両作品のファンを敵に回す事態となっています」(芸能ライター)
日清食品の「カップヌードル」のCMといえば、2016年3月30日に放送開始したCMに不倫騒動を起こした矢口真里を起用するも、視聴者から苦情が殺到し、わずか1週間で放送中止となったことも。今回も多くのアニメファンからの抗議が来そうだが、矢口の“二の舞い”となってしまう可能性も……?
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