STU48の「船上劇場」計画、ムチャすぎて頓挫か? 瀬戸内7県に軋轢も……
#アイドル #AKB48 #STU48
沖縄のビーチで開催する予定だった発表イベントは荒天のために中止、20位に入ったNMB48・須藤凜々花がいきなり結婚宣言するなど、波乱に満ちた今回のAKB48選抜総選挙。
そんな今年の総選挙で3連覇を成し遂げた指原莉乃が劇場支配人を務めることとなったSTU48について、何やら不穏な動きがあるという。
STU48は広島県、山口県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、兵庫県の瀬戸内7県を拠点に活動するAKB48の8番目の姉妹グループ。今年の1月からオーディションが開かれ、3月に第1期生を発表。AKB48の岡田奈々がSTU48を兼任し、指原莉乃がSTU48劇場支配人を務める。5月31日発売のAKB48のシングル「願いごとの持ち腐れ」劇場盤のカップリングにSTU48初のオリジナル曲「瀬戸内の声」が収録され、6月3日には岡山県のおかやま未来ホールで初ライブを行った。
そんなSTU48だが、船の上に専用劇場を作り、その船で瀬戸内地方の港を周って、各地で公演を行う構想を発表している。今夏には船上劇場がお披露目されるといわれていたが、実はあまりうまく進んでいないという。
「3月くらいから船上劇場を建設し始める予定だったんですが、施工業者の選定で手間取っているという情報があります。最初に請け負う予定だった業者との金銭面や工期などの条件が合わず、いったん白紙に戻ったみたいですね。確かに、船の上に劇場となると、それなりに大きな船でないと無理ですし、ある程度豪華なものを想定しているようです。相当ムチャな計画なので、とんでもなくお金はかかりますよ。ただ、すでに別の業者との交渉がまとまりそうだという話ですが……」(芸能関係者)
当初の予定では、この夏には、STU48専用劇場が全国を動き回るはずだった。
「本当に順調に進んでいれば、今回の総選挙のタイミングで船上劇場をお披露目するという企画もあったようです。さらに、夏にSTU48としてアイドルフェスや全国のイベントに出演し、可能な限り船上劇場をイベント会場近辺の港に停泊させる計画もあったとか。でも、現状では、船の完成は遠そうですね……」(同)
STU48を運営するのは株式会社STU48。この会社には、一般社団法人せとうち観光推進機構と株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションから構成される「せとうちDMO」が出資している。
「せとうちDMOは、瀬戸内7県の地方創生を目指す組織であり、STU48もその一環といえます。グループの運営そのものは、AKSから人材が派遣されますが、金銭的な面ではせとうちDMOが大きなサポートをすることとなるでしょう。ちなみに、せとうちDMOの拠点は広島です。STU48のファーストライブは岡山で行われましたが、船上劇場が完成しない限り、拠点は広島になることでしょう。広島以外の6県は快く思わないですよ。各県の地元の企業も出資しているので、このままでは地域間で軋轢が生まれそうですね」(同)
総選挙3連覇の指原莉乃という最高のブースターを積んだはずのSTU48だが、スタートダッシュを飾るのは、少々難しいかも?
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