成田発北京行きのコックピット内で機長と女性客がセックス? 副操縦士を追い出し、2人きりで……
#中国 #東アジアニュース
フライト中の飛行機の操縦席に乗客が立ち入ることは安全上の理由から禁じられており、2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件以降は、特に厳しくなっている。
ところが、5月上旬、中国人女性客が国際線旅客機の操縦席に入り、フライト中にパイロットと2人きりで2時間も密室内にいたことがわかり、大きな問題となっている。
この便は成田発、北京経由イスラマバード行きのパキスタン航空PK853便で、成田を飛び立ち、北京に向かっている最中に、問題の事件は起こった。
たまたま乗り合わせていたパキスタン人の記者によると、この女性はフライト中、機長に誘われて操縦席内に入り、飛行機が着陸してからようやく席に戻ってきたのだという。その間、実に2時間。しかも、機長をアシストしていなければならないはずの副操縦士は、操縦席の外に出されたままだったという。
飛行機が着陸すると、記者はスマホでビデオ撮影を始め、操縦席から戻ってきたその女性にインタビューした。
「北京に行くの?」「イエス」
「フライトは楽しかった?」「イエス」
「着陸はどうだった? よかった?」「イエス」
「キャプテンは友達、親戚?」「………」(答えず、スマホを見始める)
このビデオがパキスタンのニュース番組やネット上に流されると、瞬く間に大問題に。パキスタン航空側は乗客が操縦席に入ることに安全上の問題はないとしながらも、この件について調査を開始していることは認めた。パキスタンの航空局も、事態を非常に重く見ている。
パキスタン航空はつい先日も、イスラマバードからロンドンに向かう便で機長が副操縦士に操縦を任せ、ビジネスクラスのシートで2時間も居眠りをしていた様子を乗客に撮影され、大きな問題になったばかり。
水平飛行中は自動操縦だが、果たしてその間、機長とこの女性は操縦席で何をしていたのだろうか? 機長が女性に操縦席からの風景を見せていただけにしては長い。もしや機長は、自身の“操縦桿”を女性に握らせていたのだろうか? 疑惑は深まるばかりだ。
(文=佐久間賢三)
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