「和田アキ子にヘーコラ」で応募者激減!? ホリプロタレントスカウトキャラバンが間口を広げた理由
#和田アキ子
42年目を迎えるホリプロの新人オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」が、20年ぶりに男性の募集も行っている。
近年は、「次世代声優アーティストオーディション」「non-no Seventeenモデルをめざせ」「Singer☆Actress Audition~美唱女~」など限定的なテーマを掲げ、応募者のジャンルを絞ることも多かった同オーディションだが、今年のテーマは「気になるあの子!!」と、かなりざっくり。昨年は「10歳から16歳までの女性」に限られていた応募資格も、今年は「中学3年生から22歳までの男女」と間口が一気に広がった。
なお、海外からのエントリーや、他薦も受け付けるといい、今秋行われる最終審査でグランプリに選ばれると、ホリプロ所属のほか、100万円が贈呈される。
「だいたいの芸能プロが、年間を通して新人を募集をしており、間口を広げても同じ人が何度も応募してくるだけ。当然、社員は膨大な履歴書に目を通すのも一苦労。限定的なテーマを設けたほうがスターの原石を見つけやすいという利点があります。にもかかわらず、ホリプロが今年、大きく間口を広げたのは、なかなかスターを輩出できていないことへの焦りでは?」(オーディション情報サイト関係者)
深田恭子(グランプリ)、綾瀬はるか(審査員特別賞)、石原さとみ(グランプリ)を輩出したことを売りにしている同オーディションだが、確かに石原がグランプリを受賞した2002年以降のグランプリ者を見てみると、09年に小島瑠璃子がいるものの、ホリプロの屋台骨と呼ぶに足らないタレントが並ぶ。それどころか、既にホリプロを退社しているグランプリ受賞者も……。
「ホリプロは売れない時期にやたらと際どい水着を着させる印象が強く、心配する応募者の親御さんも多いようです。また、なんといっても和田アキ子にヘーコラしなければいけないという一般的なイメージも。ただ、ホリプロのタレントは給料制のため、売れなくても食いっぱぐれずに済むという点は、ポイント高いのでは?」(同)
名門のイメージが崩れつつある「ホリプロタレントスカウトキャラバン」。今年こそ“第2の石原さとみ”を輩出できるだろうか?
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