“切り札”『貴族探偵』低迷、亀山社長の退任で、いよいよフジ“月9”ドラマ「消滅」の危機
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今春で30周年を迎えたフジテレビの看板ドラマ枠“月9”の意欲作『貴族探偵』が、予想以上の苦戦をしいられている。
初回は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、低迷する月9としては3期ぶりの2ケタスタートとなった。しかし、第2話で8.3%と急降下。第3話は9.1%と微増するも、続く第4話は8.9%と再びダウン。3週連続1ケタ台で、早くも先行きに暗雲が漂っている。
主演の嵐・相葉雅紀、ヒロインの武井咲をはじめ、生瀬勝久、井川遥、滝藤賢一、中山美穂、松重豊、仲間由紀恵ら豪華キャストが集結。これにより、出演料は高騰し、制作費は1話あたり約1億円ともいわれている。にもかかわらず、のっけからの不振で、局内では“月9不要論”がさらに強くなっているという。
看板ドラマ枠であるのに、昨年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』から、今年1月期『突然ですが、明日結婚します』まで、視聴率は5期連続1ケタ台。『明日結婚します』に至っては、平均6.7%しか取れなかった。“切り札”となるべく『貴族探偵』も低迷しているとあって、いよいよ消滅の危機を迎えたといってもよさそうだ。
「『貴族探偵』も1ケタで終わってしまうようなら、局内の意見は月9廃止に大きく傾くでしょうね。視聴率が悪いことで、CMスポンサーが次々に離れていく可能性も高そうで、広告代理店の営業マンからは悲鳴が上がっているそうです。この状況が続くようなら、『制作費がかかるドラマより、バラエティに変換したほうがコストパフォーマンスがいい』との声が大勢を占めることになるでしょう」(テレビ制作関係者)
月9の命運については、その大きなカギを握っていた亀山千広社長の退任が9日に発表されたことで、さらに廃止への動きが加速しそうだ。
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