神木隆之介、野村周平、中川大志……若手俳優の主演映画が「空席だらけ」の大コケ状態!?
若手イケメン俳優の注目株・中川大志が平祐奈とダブル主演を務める映画『ReLIFE リライフ』が4月15日に公開されたものの、週末の映画ランキング(興行通信社発表)では第8位にとどまった。なんとも微妙な滑り出しだが、ここ最近の“若手イケメン映画”は、「軒並みコケまくっている」(芸能ライター)ようだ。
『ReLIFE リライフ』は、27歳のニート・海崎新太(中川)が“社会復帰の実験”として、17歳の高校生になって人生をやり直すといった青春ラブストーリー。海崎が恋に落ちるヒロイン・日代千鶴役を平が演じ、そのほか千葉雄大や高杉真宙、池田エライザなども出演している。
「同映画は全国203スクリーンで公開されましたが、オープニング2日間の観客動員は5万4,000人、興行収入も6,800万円と寂しい結果に。原作は2013年に漫画アプリ『comico』で連載を開始し、16年にはアニメ化したほどの人気作品でありながら、映画でこの成績は期待外れもいいところでしょう。ネット上のレビューを見ても、『ストーリーは悪くないけど、キャストがイマイチぱっとしない』『映画化しない方がよかったのでは?』と、映画に限定して否定的な見方をする人が多いようで、また『劇場がガラガラ』『観客がほとんどいない』といった報告も散見されます」(芸能ライター)
しかし、中川以上の“大爆死”を記録してしまった若手イケメン俳優がいる。
「3月25日に全国192スクリーンで公開された『サクラダリセット 前篇』で主演した野村周平です。こちらも人気ライトノベルの実写版で、野村は過去に体験した記憶全てを保持する能力者・浅井ケイを演じました。ヒロインは黒島結菜、また同作にも平が出演するなど、野村を中心に若手キャストで構成。特に野村は今ブレーク中ですから、それなりの成績が見込まれていたはずです」(同)
ところが、同映画は初週ランキングのトップ10にすら入らず、興収は5,000万円にも届かないという結果に。ネット上では「原作は面白いのに、若手俳優の演技力のなさで台無し」「主人公のキャラクターが原作と違って、改悪だと思った」などと不評の嵐が巻き起こったが、それでも2部作のため、5月13日には『後篇』の公開が予定されている。
「まさに危機的状況ですが、これとまったく同じ不安を抱えているのが、神木隆之介主演で3月18日に公開された『3月のライオン 前編』です。神木は年代的には若手ですが、役者としての歴は長く、人気も高い。さらに同作も人気漫画原作で、全国293スクリーンと大規模公開されるなど、間違いなくヒットすると思われていました。しかし、フタを開けてみれば、映画ランキング初登場7位という結果で、映画ファンからも『トップ3圏内は確実だと思っていたのに』といった声が出ていたんです」(同)
同映画は、神木が主人公の若きプロ棋士・桐山零を演じるほか、有村架純に染谷将太、また佐々木蔵之介や加瀬亮、高橋一生など豪華役者陣が集結。その上、監督は映画『るろうに剣心』シリーズで大ヒットを記録した大友啓史氏が務めているのだが……。
「原作ファンにはおおむね評価されているようですが、それ以外の層からは『原作を知らないせいか、わかりづらい』『映画としては中途半端』といった感想が多数上がっています。上映スクリーン数に鑑みると、興収15億円で及第点といったところでしょうが、現在の興収は7億3500万円程度で、今週末4月22日の『後編』の公開までに、あとどれくらい伸ばせるか……」(同)
これ以上、若手イケメン俳優たちの“大爆死”映画が世に放たれないよう祈りたいものだ。
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