トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『ガキ使』ファンを落胆させた選曲

『ガキ使』フリートーク2週目は3分のみ コアなファンを落胆させた“選曲”とは?

『ガキ使』フリートーク2週目は3分のみ コアなファンを落胆させた選曲とは?の画像1

 4月9日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)は、先週に引き続きフリートークがオンエアされた。ただし放送は最後の3分間に限られた。

「メインは人気企画である『七変化』にロバート・秋山(竜次)が挑みました。最後にフリートークがオンエアされる構成は、かつても見られたものです。『ガキ使』はオープニングとフリートークの二部構成を取っており、どうしてもトークの途中で視聴率が落ちる傾向がありました。このことに、当時ダウンタウンの担当をしていた岡本マネジャーが怒る企画が、90年代にはたびたびオンエアされていたこともあります。今も番組としては、トークを前面に押し出せないのが実情なのでしょう」(放送作家)

 今回のトークは短いものの、ゴルフが趣味の浜田雅功に「果たして池はいるのか?」と松本人志が根本的な疑問を投げかけるシュールなものであり、松本らしさがあふれるものだった。さらに前回のオンエアで評判の悪かったテロップも用いられなかった。それでも、コアなファンを落胆させる出来事もあった。

「第1回放送分から使われてきたオープニングテーマであるColdcutの『Theme From “Reportage”』が番組から消えたことですね。サンプリングを多用した遊び心にあふれる曲であり、深夜放送のテイストともマッチしていました。もはや『ガキ使』の代名詞ともいえる曲をなくしてまで、番組が変わろうとしているのは確かでしょう」(同)

 テレビ番組にせよ、雑誌にせよ、メディアのリニューアルは得てして失敗することも多い。今回の英断が『ガキ使』の“終わりの始まり”とならないことを願いたい。
(文=平田宏利)

最終更新:2017/04/13 06:00
ページ上部へ戻る

配給映画