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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ピコ太郎、ブーム終焉の予感

今後は海外が活動のメイン!? ピコ太郎、武道館公演で国内ブーム終焉の予感

 昨年、動画投稿サイトYouTubeに投稿した楽曲「PPAP」がきっかけとなり、世界中で大ブレークした歌手のピコ太郎が6日、日本武道館でファーストソロライブを開催した。

ピコ太郎の“持ち歌”は昨年発売したアルバムに収録されている曲のみで、曲の再生時間をすべて足しても30分程度。そのため、お笑いコンビくりぃむしちゅーや爆笑問題、五木ひろし、ガールズバンド・Silent Sirenら13組46人のゲストが登場。彼らのおかげで2時間近いステージとなったが、「PPAP」は11バージョンも披露したという。

「チケットは5,940円と武道館公演にしては安かったが、主催者側は万が一、売れなかったときのことを考え、客席の数は武道館公演では小規模の7,000人に抑えた。子どもにも大人気のピコ太郎だけに、子どもたちが動き回れる『キッズエリア』を設けたため、3割ほどは子どもの客だったが、子どももチケットは同一料金だった。グッズ売り場もあったが、完売していたのはペンライトぐらい。大した儲けには、ならなかったのでは?」(会場にいた音楽業界関係者)

「PPAP」は関連動画も含め、YouTubeでの再生回数は10億回を突破。武道館公演は英語の同時通訳でライブ配信されたものの、総視聴者数は9,000人ほどにとどまった。

「昨年秋ごろから、音楽業界を席巻してきたピコ太郎。現在は11社とCM契約する売れっ子だが、そろそろピーク。もともと、ジャスティン・ビーバーがTwitterでリツイートしてからブレークしたが、売り出しのために、かなりの金が使われたという。そのせいもあってか、武道館公演では五木や爆問はノーギャラの友情出演だったとか。おかげで、爆問の太田光はピコ太郎の所属レコード会社・エイベックス所属の三代目J Soul Brothersのレコ大受賞をめぐる1億円の裏金問題をイジった揚げ句、『周防さん、ごめんなさい』と謝罪。レコ大を牛耳る“芸能界のドン”までネタにしてしまった。とはいえ、まだまだ世界的には人気のあるピコ太郎だけに、今後は、国内よりも海外でのライブ活動がメインになりそうだ」(芸能デスク)

 春先早々、失速ぶりがうかがえたピコ太郎。果たして、今年の年末はレコ大や紅白などテレビに登場する機会はあるのだろうか?

最終更新:2017/03/17 11:28
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