イカレポンチなマサオに泣かされる『A LIFE~愛しき人~』14.7%で、いよいよ最終回へ
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日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は最終回前の第9話。視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回より1.0ポイント下げていますが、裏のWBCが超オモシロ試合で25%以上(中継5時間の平均で!)も獲ってますので、まあ大健闘かなという感じです。
前回は、マドンナ深冬(竹内結子)の脳腫瘍を夫・マサオ(浅野忠信)と元カレ・沖田(木村拓哉)のどっちがオペするかでモメにモメたところまで。もう、すぐにでも結論を出して切らなきゃいけない状況でしたが、深冬が腫瘍から出血したことで、逆に3週間の猶予ができました。
これにより、マサオにもしっかり準備期間が与えられることになり、また沖田にも「実父の手術でミスをした」という事実から立ち直る時間ができました。
この間に、2人はそれぞれ意味深いオペに臨むことになります。
沖田の患者は、急患で運ばれてきた中年女性。複雑な症例で、他の病院では処置のしようがなく、いわゆる“沖田にしか切れない”患者です。聞けば、母ひとり子ひとりなんだそうですが、この患者の息子の小学生が、実に厄介なことを言い出します。
失敗したばかりの沖田に「絶対失敗しないですよね」とプレッシャーをかけるのは、まだ序の口。どこで聞いてきたのか「この病院にはベルギーの王様の家族を切った医者がいるそうじゃないか」「偉い先生はお金持ちじゃないとやってくれないのか」と、やけに医療現場について精通している小学生・知樹くん(藤本飛龍)。はては「一億円」の借用書を手書きで作ってきて、「ベルギーの先生に渡してくれ」と沖田に迫ります。沖田こそ、その“ベルギーの先生”なわけですが、沖田は特に名乗り出るでもなく手術を成功させました。
沖田が医者を志したのも、母親を病気で亡くした悔しさからでした。だから、知樹くんの気持ちも痛いほどよくわかります。手術を前に珍しくイラついていた沖田でしたが、後輩の井川先生(松山ケンイチ)や父・一心(田中泯)にたしなめられて、ひとりひとりの患者に対して、あらゆる雑念を捨てて一途一心に準備をする大切さを再確認。深冬の手術に向けて、メンタルを整えることができました。
一方、マサオです。ここまでイカレポンチな面ばかりがクローズアップされてきたマサオでしたが、実は日本でも指折りの脳神経外科医でした。院長のもとに持ち込まれた難しい脳腫瘍の患者を、新しいアプローチで手術することになります。この患者というのが現役の厚生労働大臣だったこともあり、大きなプレッシャーがかかりつつも、成功すれば一気に病院の名を上げるチャンスでもあります。
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