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『山田孝之のカンヌ映画祭』第7話 “カンヌの申し子”河瀬直美監督との撮影で山田孝之が超覚醒!?

『山田孝之のカンヌ映画祭』第7話 カンヌの申し子河瀬直美監督との撮影で山田孝之が超覚醒!?の画像1テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより

 俳優・山田孝之がプロデューサーとしてカンヌ(映画祭)受賞を目指すと言いだした。盟友・山下敦弘を巻き込み監督に、主演の殺人鬼役として芦田愛菜を配し、度肝を抜く。どこまでが本気でどこまでが決まりごとなのかわからないまま見せつけられる、映画製作の過程を追ったドキュメンタリー風な番組。

 自分の大ファンの社長を山田自ら見つけ出し、彼に出してもらった資金でカンヌへ観光のような旅行をしたかと思えば、カンヌ・グランプリ受賞監督・河瀬直美を訪れ、「I love カンヌ」Tシャツを土産に渡す。河瀬の受賞作『殯の森』にそっくりなタイトル『穢の森』のパイロットフィルムも観せた。誰も止めることができない、やりたい放題の山田。

 しかしその河瀬に「カンヌを目指すために映画を撮る」という姿勢を全否定され、さらに、もっと真摯に俳優としてやれば「カンヌを獲れる」「私とやればね?」「やる?」と、まさかの「逆ナン」でキャスティングを持ちかけられる。絶妙な表情で固まった山田の顔で前回は終わった。

 気になる「第7回 山田孝之 覚醒する」を振り返る。

「ほんまに『カンヌ(映画祭)』行きたいのやったら、まず私とやってみたら?」

 怖いものなしと思われた山田の前に、慄然と立ちはだかる壁・河瀬。こちらの期待を裏切らない「壁」っぷりだ。

 その1週間後、胸にピンマイクを仕込まれ、スタンバイする山田の姿が。俳優として河瀬の撮る短編映画に出ることを決めたのだ。当然のように山下・芦田も見守りに来ている。

 この短編は、「山田演じる主人公が母校を訪ね、かつての居場所だった天体観測室(校舎内にある)に足を踏み入れたことから始まる」物語らしい。「過去の記憶と現在が交錯する瞬間を河瀬監督は描こうとして」いるのだという。

・河瀬は脚本を重要視しせず、俳優と物語を共に探すスタイル

・頭の中だけで考えてることより、彼(役)がそこで生きてくれているということが重要

・形として綺麗に役を作るというより、本気で嘘をつくことを求めている

 この河瀬の方法論を実践するためか、本番前、山田は一人にさせられ、しゃがみこむ。

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