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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 茨城の期待の星!カミナリ登場

茨城の新星! 「M-1」決勝進出コンビ・カミナリが見せる“信頼”と“絆”のどつき漫才

kaminari撮影=後藤秀二

 鹿島アントラーズが奇跡の下克上を果たし、大相撲では稀勢の里が初優勝、そして綱取り。次のNHK朝ドラは『ひよっこ』……キテる、いま確実に茨城がキテます!! このコンビは茨城勢の波に乗ることができるか? 2016年「M-1」決勝進出、心地よい茨城訛り、そして懐かしくてどこか新しいどつき漫才で鮮烈な印象を残した、カミナリである。ツッコミのたくみは言う。「僕たちの漫才、4分間に6発しかボケがない、まるでリボルバーのような漫才」。お笑い界に風穴、あけちゃう?

***

――カミナリさんは養成所には行かずに、グレープカンパニーに入ったんですよね。何か理由があったんですか?

たくみ いくつか履歴書を送った事務所の中で、連絡くれたのがグレープカンパニーでした。いま思えば、事務所の人、見る目ありますね(笑)。

まなぶ 養成所に行かなかったのは……そうですね、とがりじゃないですけど、教えてもらうもんじゃねぇな、みたいに思ってました。でも結局、同じ事務所のNSC出た先輩に、養成所で習うこと全部教えてもらいました。

たくみ 無料でNSCのノウハウを得たという(笑)。

――永野イズム感じますね~。お笑いの世界には、どちらから誘ったんですか?

たくみ 僕です。

まなぶ 最初、中2のときにたくみくんが声をかけてくれて、でもそのときは僕「やらない」って断ったんですよ。で、高2のときにもう一回「やろう」って誘ってくれたから、「僕も、やりたいって思ってたよ」と。中2のときは、ちょうどホリエモンがはやっていたので、成り金になりたかったんですよね。

たくみ 六本木に住んで、社長になりたかったんだよね。

まなぶ テレビでよくやってたので。でも、高2のときは、ホリエモンブームも去った後だったので。

たくみ ホリエモンの代わりに、お笑い芸人がよくテレビに出るようになったんだよね。まなぶくん、テレビっ子だったので。

まなぶ そんなことないよ~。

――一回断られたのにもう一度声をかけるというのは、やはり相方はまなぶさんしかいないと。

たくみ そうですね。一番すごい人だと思ったので。

まなぶ 一番面白かったみたいです。僕が。

たくみ 村一番の笑わせ者ですね。高校のときもそういうやつはいたんですけど、やっぱりバイブスっていうか、笑いのツボが一緒の人は、まなぶくんくらいしかいなかったので。

――バイブス……また永野イズムが。

まなぶ たくみくんはしゃべりで笑い取るタイプで、僕は顔芸でした、ずっと。急に鼻水出したりとか、顔を振動させたりとか。

――顔を振動……?

たくみ フルフル~ってやるだけなんですけど。誰でもできます(笑)。

まなぶ ただ、それをやる勇気があったのは、僕だけです。

たくみ いきなりやるから面白いんですよ。変なタイミングでやるから「なんで今それやるの?」って。

――ややもすると、周囲から心配されてしまう子かもしれませんね……。

たくみ 本気で心配されてた時期もありました。僕らは、わざとだってわかってたんだけど。

まなぶ それを心配されないようにコントロールするのが相方で。

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