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『ひるおび!』2,000回放送達成も、昼帯戦国時代は激化!?「『バイキング』の猛追で……」

『ひるおび!』2,000回放送達成も、昼帯戦国時代は激化!?「『バイキング』の猛追で……」の画像1TBS系『ひるおび!』番組サイトより

 TBS昼の情報番組『ひるおび!』が11日、めでたく放送2,000回の金字塔を打ち立てた。

『ひるおび!』といえば、午後の部(午前11時55分~午後1時54分)が昨年の年間平均視聴率6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。2012年から、5年連続で時間帯1位を走り続けている。

 それだけにとどまらず、午前の部(午前11時~11時54分)と午後の部を合わせた全体でも6.0%と高い視聴率を誇り、こちらも5年連続で同時間帯1位を獲得と、向かうところ敵なしの状態になっている。

 ところが、その座も安泰ではないという。

「日テレの『ヒルナンデス!』は、ジャニーズタレントを使うなど華やかさもあって、根強い人気があります。Hey!Say!JUMPの八乙女光やジャニーズWESTの中間淳太と桐山照史が出演。若い女性の視聴者が多く、CM広告の単価が他番組に比べて圧倒的に高い。そんな事情もあって、『ひるおび』は視聴率だけでもトップを取り続けないといけないんです」(芸能関係者)

 そして一番の脅威になりつつあるのが、深刻な低迷が底を打ったともいわれるフジテレビだという。前出の芸能関係者は「フジテレビの情報番組『バイキング』が猛追している。このままいくと、今年はフジとTBSの数字がひっくり返る可能性がある」と話す。

 現に、1月5日放送の『バイキング』は平均視聴率7.2%をマーク。番組歴代最高を記録したばかりでなく、偶然にも、その日の『ひるおび』と同じ数字だったのだ。

 前出の芸能関係者は「賛否両論あった『バイキング』の討論形式だが、骨のあるゲストをそろえ、生放送ながら激しいバトルを繰り広げることもあって、主婦層を中心に徐々に浸透してきた。ここにきて、これまでにない昼の番組づくりが功を奏してきている」と解説する。

 現に、『ひるおび』のプロデューサーは「昨年は、秋以降の他局の追い上げも厳しく、まさに“逃げ切り”勝ちでした」と、危機感をあらわにしている。

 果たして、昼の情報番組戦国時代を勝ち抜くのはどの番組か? このまま魅力的な番組作りで、楽しませてもらいたい。

最終更新:2017/01/23 15:01
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