『芸能人格付けチェック!』高視聴率の裏で“やらかしていた”初歩的ミスとは?
2017/01/16 17:00
#テレビ朝日 #GACKT
テレビ朝日『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2017お正月スペシャル』
1月1日に、新春恒例のバラエティ番組『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2017お正月スペシャル』(テレビ朝日系)が放送された。今年は、昨年チーム連勝記録がストップしたGACKTが個人連勝記録をどこまで伸ばすかに注目が集まり、18.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録。番組関係者もホクホク顔だろう。
ところが、大手広告代理店関係者は番組のあるシーンを見て青ざめたという。
「番組では名バイプレーヤーとして俳優の前田吟さんが出演、総額28億円と80万円の楽器での三重奏を聞き分ける問題に挑んでいました。現在72歳の前田さんですが、解答する前には『60歳でね、たばこをやめたのね。そしたら高い声が出だしたり、耳が非常によくなった』とコメント。実際、この問題は、最年少の乃木坂46メンバーと前田さんだけが正解。中高年の出演者が全滅していたこともり、あたかも禁煙の成果が現れたかのような演出になっていたんです」
ところが、そのコメントはまずかった。広告代理店関係者がさらに続ける。
「番組のスポンサーの中に、国内唯一のたばこの製造・販売会社であるJT(日本たばこ産業)が名を連ねていたんです。しかも前田さんのコメントは、まさにJTのCM明けの一言だったため、余計に目立ってしまった。前田さんが正解したのを見て、ネット上では『たばこをやめると耳がよくなるんだ』といった書き込みも見受けられ、多くの視聴者が禁煙しようと思ったでしょう。前田さんのコメントをずらすことは、編集でいくらでもできたはず。番組スタッフや広告担当者は大目玉を食らったはずですよ」
業界の初歩的なタブーを犯した番組スタッフは「一流」ではなかったようだ。
最終更新:2017/01/16 17:26
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