小倉智昭、伊集院光も猛批判! “らしさ”失った『紅白』はYouTube化するしかない!?
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キャスターの小倉智昭が5日、フジテレビ系『バイキング』に出演し、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』の演出に対し、「ふざけんな」と語気を荒らげた。
タモリとマツコ・デラックスによる寸劇、シン・ゴジラ来襲、ピコ太郎とオリエンタルラジオ・中田敦彦がにらみ合うくだりなどが、歌唱対決の間に縦割り式に差し込まれたほか、唐突にポール・マッカートニーのビデオメッセージがねじ込まれるなど、賛否を巻き起こしている昨年の『紅白』。『バイキング』では、第2部の平均視聴率が前年より1ポイント上昇し、40%台を記録したことを紹介したが、小倉は「(40%は)悪いよ。だって昔なんか、60%、80%獲ってた時代があるんだから。それに比べたら激減でしょ? やっぱ『紅白』の質が落ちてるんだよ」とばっさり。
さらに、「『紅白』っていうのは、お金をかけて、どれだけすばらしいセットで歌手が歌って、つまんなそうにやってる応援合戦っていうね、それがまあ、ひとつのパッケージで面白いわけですよ。それがね、変にバラエティ化しちゃってね」と持論を展開。「タモリさんやマツコ・デラックスのあの扱いとかね、なんでゴジラがさあ、NHK(ホール)に押し寄せてくるんだ。局のアナウンサーが『今、ゴジラが来ています!』って、ふざけんなって!」と続けた。
芸能人の『紅白』批判といえば、タレントの伊集院光も2日深夜、自身のラジオ番組で「スベってた」ときっぱり。「NHKをすげえ尊敬してるし、大好き」という伊集院は、NHKで仕事をする際、スタッフから「NHKらしくない番組作りたいんですよ」と言われると「やる気がなくなる」といい、「その臭いが超する『紅白』だった」と説明。タモリとマツコの寸劇や、ゴジラ来襲をNHKの局アナが伝えるシーンなどから、「こんなの、NHKの発想ではないでしょ? 超面白いでしょ~」というスタッフの思惑が透けて見えたという。
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