中国版“パチンカス”!? 3歳児を犬用の檻に閉じ込め、麻雀に没頭する鬼母
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日本では、パチンコ依存症に陥った結果、幼い子を自宅や車中に放置して玉打ちに興じる無責任な親が存在し、時として悲惨な死亡事故につながる。
しかし、そんな「パチンカス」同様のダメ親は海外にもいるようだ。
先日、中国版LINE「微信」上に、短い動画がアップされた。その動画には、犬用の檻の中に閉じ込められた3歳くらいの男の子が、大きな丸い目で檻の隙間から外を見ている姿が映し出されていた。しかも、男の子を檻に閉じ込めたのは母親だというから、ネット民たちはさらに驚いた。
あまりにも悲惨な光景に、動画はSNS上で瞬く間に拡散され、地元テレビ局「湖南経視」が取材に向かった。
テレビ局の記者が付近を取材していると、映像に映っていた男の子を抱いた女性が現れた。この女性は隣村出身の35歳で、男の子の母親だという。
子どもを犬の檻に閉じ込めて麻雀を打っていたことについて問いただされると、母親は「確かに子どもを檻の中には入れたが、まさかほかの子どもがいたずらして扉の鍵をかけてしまうとは思ってもみなかった」と弁解。さらに、このとき自分が麻雀を打っていたことも否定している。
記者は母親の状況を村政府に報告。担当者は、すぐに戸籍や家族状況を調査し、子どもを保護の対象にするかどうか判断すると答えたという。
中国では、地域によっても異なるが、麻雀は庶民の娯楽として盛んに行われている。特に田舎町に行くと、昼間から茶館(中国の旧式喫茶店)や公園などでテーブルを囲んで麻雀を打ったり、カードゲームをしている村人たちの姿をよく見かける。
とはいえ、幼い子どもを犬の檻に入れて自分は麻雀に興じるとは言語道断。母親を警察の檻に数日間閉じ込めて、反省を促すべきだろう。
(文=佐久間賢三)
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