フジテレビ“月9”枠、来年廃止へ!? 竹野内豊「出たい話がない」原因は圧倒的な企画力不足か
フジテレビの看板ドラマ枠“月9”が、廃止危機に瀕している。
他局が続々とクランクインする中、いまだ主演はおろか、作品すら発表されていない“月9”。主演を務めるはずだった竹野内豊が出演を取りやめたことが話題となっているが、その理由について、13日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報道。それによれば、フジ側がシナリオ案をいくつか提示したものの、竹野内のやりたい話がなかったのだという。
さらに、「竹野内さんが主演なら」との理由でオファーを受け入れた瑛太の出演も立ち消え、企画は振り出しに。その結果、西内まりやのスケジュールが“奇跡的に”空いていたという。
「夏前には竹野内で内定していたものの、その後、フジ側との折り合いがつかず、出演を断られてしまった。その一因に、4月期に放送された福山雅治主演の“月9”『ラヴソング』の大コケがニュースとして大きく取り上げられたことや、桐谷美玲主演『好きな人がいること』、Hey! Say! JUMP・山田涼介主演『カインとアベル』と、若手俳優の主演が続いていることも、竹野内側を不安にさせたようです」(テレビ誌記者)
今年の“月9”は、全作が全話平均視聴率1ケタ(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。『ラヴソング』に至っては、“視聴率俳優”と言われる福山を起用しながらも、単話における“月9”史上最低の6.8%をたたき出してしまった。この時、ネット上では「つまらない」「展開がひどい」「キャストは悪くない」といった声が殺到。散々「企画、脚本の問題」と言われただけに、竹野内としてもこんな事態は避けたいだろう。
「どうやら西内の主演も、まだ正式決定ではないようです。ただ、昨年の主演ドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)や、今年10月公開の主演映画『CUTIE HONEY -TEARS-』が振るわなかった西内としては、突然のオファーを“棚ぼた”と受け取っているのでは? フジは、“月9”のブランド力を守るため、大物俳優へのオファーを頑張っていますが、“月9”に限らず、今のフジには誰も出たがらない。キャストがいつまでも決まらないとなると、スポンサーに申し訳が立たない……。そんな悪循環から、遅くても来年中に“月9”が廃止されると見る関係者は多い」(同)
“30分ドラマ”時代も含めると、実に50年以上の歴史を持つ“月9”。残念ながら、幕引きはそう遠くはなさそうだ。
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