ベテランアナがトップ10を占拠! 世代交代に逆行した「好きな女性アナウンサーランキング」
#アナウンサー #女子アナ #夏目三久 #加藤綾子 #水卜麻美
オリコンスタイルが12月2日、毎年恒例の「第13回好きな女性アナウンサーランキング」を発表。日本テレビの水卜麻美アナが4連覇を達成し、2008年に5連覇を成し遂げた高島彩アナ(当時フジテレビ)に続く“殿堂入り”に王手をかけた。4月いっぱいでフジテレビを退社し、フリーに転身した加藤綾子アナも、昨年と同じ2位をキープし、変わらぬ人気を示した。
上位の2人が盤石の人気を誇る中、今年のランキングには大きな異変が起きた。それは、「世代交代への逆行」、つまりベテランアナの逆襲が起きたのだ。
3位には昨年8位だった夏目三久アナ(フリー)が、なぜか大躍進。夏目アナといえば8月下旬、日刊スポーツで有吉弘行との結婚、妊娠報道があったが、それを全面否定。11月下旬に同紙が“誤報”として謝罪文を掲載する事態となった。
仕事面では、『マツコ&有吉の怒り新党』を降板、『ヤーヌス』は放送を終了したが、替わりに始まった新番組『はくがぁる』(すべてテレビ朝日系)でも続投したものの、レギュラー番組の本数は減った。しかし、10月から同じ事務所(田辺エージェンシー)の堺雅人との共演で「スカパー!」のCMに起用されており、プラスマイナスゼロといったところ。飛躍の要因は、『あさチャン!』(TBS系)、『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)での安定感があらためて評価されたということか……。
4位には“NHKのお局様”有働由美子アナ(昨年3位)が入り、変わらぬ強さを見せつけた。毎年上位に名を連ねる有働アナは女性票2位に対し、男性票はトップ10圏外。有働アナは朝の高視聴率番組『あさイチ』で司会を務めているが、その歯に衣着せぬ発言が主婦層から圧倒的な支持を受けているようだ。
5位には、大江麻理子アナ(テレビ東京)が、昨年10位から“復活”を遂げた。14年まで毎年上位にランクインしていた大江アナだが、昨年は超セレブ男性との結婚が響いて男性人気が急降下したのか、大きく順位を下げた。後輩の狩野恵里アナ(昨年6位)より下位となって、同局の人気ナンバー1の座を明け渡した。だが、ファン心理とは不思議なもので、結婚から2年たち、男性人気も回復。経済情報番組『ワールドビジネスサテライト』での司会ぶりも板についてきたとあって、再浮上を果たした。
6位には、赤江珠緒アナが昨年9位から上昇。フリーながら、赤江アナは長年テレ朝の“朝の顔”として親しまれてきたが、同年9月に『モーニングバード!』を降板。冠番組『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ)は好評で、同年4月からMCを務めている『この差って何ですか?』(TBS系)や、ゲスト出演したバラエティ番組で新たなファン層を開拓し、ランクアップにつながった模様。
7位は、田中みな実アナ。14年9月にTBSを退社し、フリー転身から2年、意外にも初のランクインを果たした。局アナ時代は事実上の“TBSのエース”的存在だったにもかかわらず、ぶりっ子キャラが災いして、同性からひどく嫌われていたのがその要因。そのため、このランキングのトップ10に入ったことは一度もなく、1年先輩の枡田絵理奈アナ(現フリー)が同局の人気ナンバー1の座に君臨していた。今年は4月末にスタートしたTOKYO FM『antenna* TOKYO ONGOING』のパーソナリティ、10月からTOKYO MXの帯番組『ひるキュン!』のMCに起用されるなど“地味”な仕事が増えた。
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