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SMAP『紅白』出場へのキーは槇原敬之との共演!? 『スマスマ』最終回との綱引きも激化で……

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 NHKの籾井勝人会長が、大みそか『紅白歌合戦』へのSMAP出演希望を強く明言したことで、番組担当者には交渉面で強いプレッシャーがかかっている。年内で解散するSMAPは、新たなメンバー5人の仕事をかたくなに拒否。ジャニーズ事務所のコントロールが効かない状態といわれ、NHK関係者からは「交渉しようがない」とギブアップの声も聞かれるのだが、焦る一部の担当者は槇原敬之との共演案を出しているという。

 槇原は、自身が提供した「世界に一つだけの花」が大ヒットし、SMAPファンから共演の要望も多い。今年8月のイベントでこの曲を歌唱した際、共演したシンガーソングライターのKANから「SMAPが解散しちゃったら、この歌を受け継いでいくのは僕らしかいないよね」と言われた槇原が、「そうなんですよ」と笑顔で答えたことも、共演案につながっているようだ。

 一部からは「SMAPがダメなら、紅白ではマッキーにあの曲を歌ってほしい」という声もあるが、SMAPファンからすれば槇原が代役として歌って済む話ではなく、担当者は「そんな状況にしたくないと感じたSMAPの面々が、共演に腰を上げるのでは」と、もくろんでいるという。

 一方、SMAPと槇原の共演案は、現在唯一、SMAPメンバーそろっての仕事となっている『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でもウワサされるキャスティングではある。先ごろ、番組を共同制作する関西テレビの福井澄郎社長は「大きな番組にふさわしいフィナーレになってほしい」と話し、これまた現場サイドに尽力の期待を寄せていた。

 同番組のスタッフは「目先の番組作りで手いっぱいで、まだなんとも言えない」とは言うものの、これにはNHK関係者も「こういう話になると、なお槇原さんも簡単に話を引き受けられなくなりますし、しばらく関係者間の神経質な駆け引きになりそう」と見る。

 現時点では『紅白』よりも長寿番組である『スマスマ』に分がありそうな情勢で、ファンも『紅白』出場か否かよりも、『スマスマ』最後のゲストが誰かという話の方で盛り上がっている様子。ネット上では「最終回は森且行くんを含めた6人で旅して、思い出を語ってほしい」「最後は、(メンバーと親交が深い)タモリとのやりとりが見たい」といった声が散見される。

 ある芸能ライターは「通常通りなら、12月26日が最終回になるわけですが、特番になる可能性や、全編生放送になるというウワサもある」とするが、ゲストに関しては「現在の『スマスマ』には出演したがらないタレントが増えていて、スタッフは四苦八苦。予定が早々に埋まっていく年末のオファーは、さらに難しくなりますし、大物狙いばかりもしていられないでしょう。SMAPに関係したアーティストなども含めて、縦横無尽にオファーしていく必要が出てきています」と厳しい見方を示している。

 何か前向きな動きがないか、槇原ほか複数の候補の所属事務所に問い合わせてみたが、槇原は期日までに返事がなく、ほかも具体的な回答は得られなかった。数々の裏事情は抜きにしても、SMAPのラストステージはメンバーの人間関係を感じさせない感動のフィナーレとなってほしいところ。ただし、そのための番組作りは、かなりの難産となりそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/06/13 13:58
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