慶大集団レイプ事件 「われわれは司法機関ではないので…」大学側の非道な対応を、被害者母が暴露!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位
「独占180分 高畑裕太『レイプ事件』被害者女性の初告白」(「週刊現代」10/29号)
第2位
「『ミス慶應』中止 1年女子『集団強姦』」(「週刊文春」10/20号)
「被害者が告発!『慶大女子学生』テキーラ凌辱を握りつぶした慶大」(「週刊新潮」10/20号)
第3位
「色と欲『日教組委員長』のお好きな『池袋ラブホテル』」(「週刊新潮」10/20号)
第4位
「朝日新聞『社外秘』資料入手!『3年で500億円減収』の衝撃」(「週刊ポスト」10/28号)
第5位
「電通24歳社員自殺パワハラ地獄『君の残業はムダ』」(「週刊文春」10/20号)
第6位
「有名100社を総力調査 50すぎて、60すぎて『得する会社』『損する会社』」(「週刊現代」10/29号)
第7位
「安倍自民党+小池新党+橋下維新連立政権 前代未聞の与党400議席で野党が消える」(「週刊ポスト」10/28号)
第8位
「ヤクザ情報にシノギを削る実話系週刊誌『山口組分裂報道』の掟」(「週刊ポスト」10/28号)
第9位
「ゼネコンもひれ伏す『日建設計』の金儲けと人脈」(「週刊新潮」10/20号)
第10位
「テレ朝『報ステ不倫』女子アナと制作会社社長が!」(「週刊文春」10/20号)
第11位
「ここが変だよ!『石原さとみ』主演の『校閲ガール』を校閲せよ」(「週刊新潮」10/20号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
みなさんは、「校閲」と「校正」の違いがわかるだろうか? 自慢ではないが、私も編集者を長くやっているが、ずいぶんの間、知らなかった。
「校閲」は作家やノンフィクション・ライターが書いた原稿に書かれている文章の意味や内容を読んで、誤りを正すこと。
「校正」は原稿とゲラを見比べて、文字や文章の誤りを正すことです。
原稿と合っているかどうかは編集者でもできますが、内容を読んで誤りを正すという校閲は、相当な訓練を積まなければ、なかなかできるものではないのです。
ということで、本題。石原さとみ主演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の視聴率がいいと新潮が報じている。
初回の視聴率が12.9%(ビデオリサーチ調べ)だったという。視聴者になじみの薄い校閲がテーマで、この視聴率は確かにスゴイ。
石原演じる河野は、ファッション誌の編集者を希望して出版社に入ったところ、校閲に回されてしまう。
それが気に入らないのか、編集者を「このタコ!」と怒鳴り飛ばしたりするそうだが、出版社一といわれる新潮社の校閲部長・飯島秀一氏は、河野についてこう言っている。
「校閲は、原稿の最初の1文字から最後の1文字まで同じテンションで読むことが何より大事です。石原さんが演じるキャラクター(河野)は落ち着きに欠けるし、編集者になりたいと公言しているので、うちの校閲職では採らないと思います」
私のいた講談社でも、最近は知らないが、校閲職を編集や営業とは別に採っていた。編集者から校閲に行く人間もいたが、ほとんどは10年以上のベテランであった。
校閲の仕事は、原稿と見比べて間違いを探すだけではなく、人名、年代、地名などあらゆる箇所が間違っていないかチェックし、そのために辞書や図書館で調べるだけではなく、飯島氏のように、小説で描写される風景を確認するために、「地図を広げれば、等高線から“この位置だと対象物が見えない”と判断」することもできなくてはいけない。
編集者のほとんどは、会社を離れると売り物にはないが、校閲だけは引く手あまたである。
現在、大手出版社でも、自前で校閲を持っているところは少なくなってきている。ましてや。中小出版社では皆無であろう。
どうするのか? 校閲ばかりを集めたプロダクションがある。そこへ発注するのだ。
私の知っている校閲プロダクションは、毎年売り上げを伸ばし、近々上場するといっているが、それができると思うほど絶好調である。
最近、大阪にも進出したが、大阪はそうしたプロダクションがほとんどないから、入れ食い状態だという。
私も校閲をやっていれば、定年後に飲み代に困ることはなかったのにと、後悔している。
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