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録音会、動画会、赤い糸……AKB48の多すぎる“ドーピング特典会”にファン大混乱「もう何がなんやら」

akb0129.jpg撮影=岡崎隆生

 AKB48が11月16日にリリースする46枚目のシングル(タイトル未定/キングレコード)の購入者特典が発表され、その多さに「もう何がなんやら」と混乱するファンが続出している。

 グループの公式サイトによれば、同シングルの購入者を対象に、5日間にわたりメンバーと触れ合えるイベント「AKB48グループ春祭り」と「大握手会&気まぐれオンステージ大会」を開催。CDに参加券などが封入されており、メンバーとの握手に加え、「じゃんけんサイン会」「自撮り2ショット写真会」「メンバー録音会」「メンバー1ショット動画会」「ご来場認定プレミアムカードサイン会」「クリスマスカードサイン会」「年賀状サイン会」「おみくじサイン会」「『運命の赤い糸』バレンタインカードサイン会」などに参加できるという。

 この膨大な数の特典会に加え、前回から導入された「推し増し制度」を実施するなど、独自ルールのオンパレード。ネット上では、「特典付けすぎて、戻れなくなってる」「普通の握手でいいんだけどなあ」「ドーピングが止まらんな」「すご過ぎて、笑うしかない」といった声が相次いでいる。

「当初は、握手券と生写真を付けていたAKBのシングルですが、最近では、ファンすら理解できないほどに特典商法がエスカレート。握手会傷害事件後、運営がファンとの接触にナーバスになっていた頃が、遠い昔のようです……。恒例となりつつある“祭り”形式の特典会は、客単価を上げることに成功している。今、握手会と写真会だけを実施しても、ミリオンには届かないでしょうね」(芸能ライター)

 シングルを出すたびに、ミリオン達成が大々的に報じられるAKB48だが、一方で先月発売されたBlu-ray&DVD『AKB48 45thシングル 選抜総選挙~僕たちは誰について行けばいい?~』(AKS)の初週売り上げは、3,000枚ほどと寂しい結果に。数年前には“5大ドームツアー”を行っていたAKB48だが、最近は“空席だらけ”になることも多く、開催規模は縮小する一方だ。

「運営にとっては、映像作品やチケットが売れないこと以上に、広告起用の減少が深刻だとか。メンバーが登場するPRイベントも、かなり減ってしまいました。そんな現状において、世間に人気ぶりをアピールできるのは、シングルのミリオン達成くらいしかないのでしょう。今後も、マンネリを防ぐため、あの手この手で特典会をエスカレートさせていくのでは?」(同)

 前シングル「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」で、26作連続ミリオン記録を達成したAKB48。ファンすら混乱気味の特典会について、メンバーたちはどう思っているのだろうか?

最終更新:2018/12/11 12:20
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