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“不倫報道”が中村橋之助でよかった!? 歌舞伎界を揺るがした「文春」予告の恐怖

nakamura0917.jpg太田プロダクション公式サイトより

「やっと報じてくれた……。大きな声では言えないけど、正直ホッとしている役者もいる」

 梨園から、なぜか今回のゴシップを歓迎する声が上がっている。

 関係者が笑みをこぼしたニュースは、歌舞伎役者・中村橋之助が、京都の人気芸妓との不倫疑惑を報じられたもの。「週刊文春」(文藝春秋)9月15日発売号によると、相手女性は「市さよ」の名前でタレント活動もしている美女で、8月下旬、週数回の上京で橋之助と密会していたという。

「6月末にテレビ番組で文春の記者が、『某歌舞伎役者の不倫を報じる』って予告していたんですよ。それで、いったい誰なのか、疑心暗鬼になってたんです」と、親族に歌舞伎役者を持つ梨園関係者。

「実は○○さんが『俺のことかも』ってヒヤヒヤしていて、万が一、いま浮気が公になったら、けっこう大変なことになっちゃうんで、さすがに夏はおとなしくしていたんです。予定を変更して、家族サービスを増やしたぐらい……」(同)

 ちまたではこの2カ月半、いったい誰が不倫しているのか臆測が飛び交っており、父親がかなりの女好きで知られ、2009年に女優の前田愛と結婚した6代目中村勘九郎や、昨年に一般女性と再婚した中村獅童、2年前から別居や離婚危機が伝えられる市川中車こと香川照之、女優の藤原紀香と3月に結婚したばかりの片岡愛之助、妻の小林麻央が闘病中の市川海老蔵らの名前が飛び交っていたという。

 しかし、その中で「さすがにそれはなさそう」と“穴”的な存在となっていたのが橋之助だった。というのも、橋之助は10月に大名跡「八代目中村芝翫(しかん)」を襲名する予定で、さらに橋之助の名は長男に譲り、次男と三男もそれぞれ名を継ぐ、前代未聞の親子4人の同時襲名という一大イベントとなることから、夏は準備に追われていたからだ。

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