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日刊サイゾー トップ > 海外  > 不死鳥ICONIQに韓国人ブーイング

不死鳥ICONIQの“再出発”に、韓国からブーイング「何回改名するんだよ!」

 ICONIQ改め、伊藤ゆみのグラビアが韓国で話題になっている。8月26日発売の週刊誌「フライデー」(講談社)に掲載された、9ページにわたるヌード写真だ。

 日本ではどうやら絶賛のようだが、韓国での反応はイマイチ。ネットユーザーからは、「顔を全部バラして新しく組み立てたみたい」「もう年だし、見どころなんかないよ」「ヌード撮るんだったら、韓国にいたほうがよかったのに」「オレの青春時代の思い出を壊しやがった」「残るはAV出演か……気の毒だな」などといったコメントが寄せられている。 

 というのも、多くの韓国人にとって彼女のイメージは決して“セクシー”ではなく、それとは真逆の“かわいらしさ”だったからだ。

 そもそも伊藤ゆみは2002年、韓国のアイドルグループ「Sugar」のメンバーとしてデビューした。当時の芸名は“アユミ”。在日コリアン3世でありながらも韓国語がまったくできず、デビュー当初はかなり苦労したらしい。
 
 ところが、片言の韓国語で「アンニョンハセヨ~」と一生懸命しゃべる姿が「かわいい」と大評判を集め、あらゆる番組で引っ張りだこになる。そして、気がつくと超売れっ子アイドルに。事実上、アユミのワンマングループとなったSugarは、それを理由にグループを脱退するメンバーまで現れたほど。ちなみに、俳優ぺ・ヨンジュンの妻になったパク・スジンも、同グループ出身である。

 Sugar解散後、アユミはソロ歌手として活動を続けた。06年発表した倖田來未の「キューティーハニー」韓国語リメイクがヒット。08年には、“伊藤ゆみ”の名前で日本活動も展開したが、特に注目されず、ロサンゼルスへ留学している。

 このまま芸能界から消えるのかと思いきや、彼女は10年、1枚の写真で韓国のファンを驚かせる。それは、衝撃の坊主姿で日本でも話題を呼んだ、資生堂「マキアージュ」の写真広告だった。その写真を皮切りに、今度は“ICONIQ(アイコニック)”と改名し、日本再デビュー。当時、知らせを聞いた韓国のファンたちは「韓国での活動は黒歴史にするつもりか!」と嘆いていた。

 ICONIQに改名後、韓国での活動はほとんどなく、「韓国を見捨てた」と騒がれる始末。ここ数年、パク・スジン、ファン・ジョンウムなどSugar出身メンバーたちの結婚式に出席するため訪韓したり、韓国のバラエティ番組にゲスト出演してはいるが、今のところ、以前のような人気を取り戻すのは難しそうだ。

 今回の大胆グラビア写真と、あらためて宣言した“再出発”についても、ユーザーたちは「何回目の改名だよ。紛らわしいな」「ここまで落ちるとは」とあきれている様子。

 いずれにせよ、彼女の今後の行方に注目している韓国人は少なそうだ。

最終更新:2017/06/08 17:23
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