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市川海老蔵の“取材やめて”直接打診ナシに、マスコミ不信感「炎上商法では……?」

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 歌舞伎俳優・市川海老蔵の「取材やめて」に、“炎上商法”との見方がある。

 海老蔵は6月、記者会見で妻・小林麻央の乳がん闘病を公表。自身が病状などを語る代わりに、マスコミには報道自粛を強く求めていたが、一方で家族の夏休みの予定が変わったことなど、自らブログでプライベートの情報を流し続けており、「アクセス数をアップさせようと、メディア側も何かと利用されている感じだ」とスポーツ紙記者。

 海老蔵はブログで私生活の様子を日々掲載、特に息子のプライベート写真は毎日のように掲載しており、記者のみならず一部ファンからも、写真の背景から撮影場所の特定がされていたりする。

 そのため、自宅にいても外出していても、海老蔵一家のスケジュールがわかりやすくなってしまい、記者の追跡を煽っているようにすら見えるのだ。

「これを“追うな”というのは、ちょっと無理がある。ブログの内容自体は単なる私生活の一部でも、世間にそれを自ら発信していればニュースバリューは上がりますし、息子の話題を提供すればするほど、家族ごと有名人になり、一家の動きをキャッチしたがる媒体も増えます。私生活を大々的に発信していながら、一方で追跡をやめろというのは矛盾しているのでは?」(前出記者)

 この記者に言わせると、海老蔵のマスコミへの抗議自体も「演出っぽい」という。

「本当にマスコミにやめてほしかったら、事務所や弁護士を通じて、直接通達するはず。それがなく、ブログでだけ『やめてくれ』っていうのは解せない。麻央さんの誕生日に、マスコミがいたせいで会えなかったという話も、その誕生日から2週間ぐらいたって書いていましたが、許された取材で自宅を訪れた記者はいても、終日その前で張り込んでいた記者なんていなかったという話です。海老蔵の自宅は要塞みたいな豪邸で、大きなガレージから車で出られたら張り込みも無意味ですし、直撃したいなら、自宅ではなく仕事先のほうが簡単」(同)

 海老蔵が重病の愛妻に配慮し、過剰な取材に困惑しているのはウソとは思えないが、確かに、それをブログでアピールしているさまには、首をかしげざるを得ない部分もある。

「これは海老蔵のブログ収入が月300万円といわれるほどのビッグビジネスになっているから、マスコミ批判も含めて、炎上すればするほどオイシイというのが本音では」と前出記者。

 海老蔵は13年4月に公式ブログを開設したが、当初は仕事上の期間限定企画のはずだった。しかし、これがいまや芸能人ブログの中でもアクセス数がトップクラスとなり、広告収入も莫大なものとなった。

「海老蔵には、亡き父の團十郎が残した億単位の借金や、六本木での暴行事件の際に負ったCM降板などの違約金も大きかったといわれている。それがなくとも、借金の肩代わりに所属事務所に取られている自宅の土地の権利などを買い戻したいという意思があり、ブログでの荒稼ぎに対するモチベーションは高いはず。歌舞伎では1カ月公演の収入が600万円ほどなので、その半分以上稼げるブログは、やめられないビジネスのはず。『取材やめて』という主張は、アクセス集めのネタという部分もあるのでは」(同)

 ただ、そもそも売名行為で成り立つのが芸能人であり、その意味で、海老蔵のセルフプロデュースは大成功しているといえる。あとは、妻の回復を待つばかりだろう。
(文=李銀珠)

最終更新:2017/06/08 16:44
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