「伊東を出せ! 出せ! 出せ!」TBS新人女子アナの“SMAP失言”にファンから激怒クレーム殺到で……
#ジャニーズ #SMAP #木村拓哉 #TBS #女子アナウンサー
解散にショックを受けるSMAPファンの“八つ当たり”が、テレビ局を怖がらせている。
TBS早朝の情報番組『はやドキ!』では、新人女子アナの発言に、ファンの過剰な抗議が殺到。TBS関係者によると「100件以上もあった」という。
「『はやドキ!』は早朝番組(午前4時~5時25分)ですから、情報番組の中で、最もクレームの少ない番組なんです。ブレーク前のタレントを紹介したりすることも多く、芸能ネタの切り口も甘め。そういうところで比較的、視聴者にも温かく受け入れられていたので、出演者もスタッフもかなり落ち込んでいる様子」(同)
SMAPファンをキレさせたのは8月16日の放送で、SMAP解散の話題があった後、今年入社で同日アシスタントについた新人アナの伊東楓、山本恵里伽、日比麻音子の3人が紹介され、メーンキャスターの高野貴裕アナが「3人は仲良いですか?」と振ったところ、伊東アナが思わず「私たちはSMAPのようにはならないので大丈夫です」というジョークを言ってしまったもの。放送直後の午前5~6時台に、TBSに抗議電話が殺到したという。
局はその詳細を公表していないが、前出関係者が非公式に明かしたところでは「冷静なクレームはほとんどなく、かなり興奮した女性ファンばかりだった」という。
「厳しいものでは、応答を無視して一方的に『伊東を出せ! 出せ! 出せ!』と金切り声を上げ、『今からそっちに行ってやる。この恨みは晴らすからな』と叫んでいた人もいたとか。伊東アナはまだ2カ月の研修を終えたばかり、慣れない中で何か気の利いたことを言おうと焦ってしまっただけで、他意があったわけじゃないでしょうから、かなり落ち込んでいるそうです。本人もSMAP解散を残念がっていたんですけど、ショックを受けているファンの気持ちを逆なでしてしまった事実は否めません。いい勉強になったと思うしかないですね」(同)
番組では高野アナが「25年の歴史があって、いろんなすったもんだがあっての今です。あなたたちまだ、すったもんだないですから」とフォローしていたが、放送後の抗議殺到を聞いて涙目になっていたという伊東アナを見かねて周囲のスタッフも一緒に肩を落としていたという話だ。
驚かされるのは、解散に関する報道を、早朝番組に至るまで、SMAPファンがくまなくチェックしていることで、そのヒステリーぶりに驚いた他の情報番組では、「SMAP解散の件については、個人的な意見を挟んだりジョークを言ったりなど、不用意に余計に触れないこと」というお達しがあったという。「局内は本当にみんな怖がってますよ」と前出関係者。
熱狂的なファンの心理はわからないでもなし、たしかに不穏当な発言ではあったかもしれないが、そこまで強烈に非難するほどのことかと思う部分もある。
ジャニーズファンの間では、熱烈な応援が迷惑行為にまで発展することを「やらかし」と呼んでいる。何かに怒りをぶつけないと気が済まなくなっているとすれば、この一部ファンの過剰なクレームはむしろ「SMAPファン」のイメージをおとしめるものになりそうだ。
(文=李銀珠)
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