自衛隊は実は強い!? ゴジラに東京をめちゃくちゃにされた本当のワケ『シン・ゴジラ』
#映画
絶賛大ヒット中の『シン・ゴジラ』。同作品は、アニメ作品『エヴァンゲリオン』でカルト的人気の庵野秀明監督が挑んだ怪獣映画。伝説的シリーズ『ゴジラ』の新作ですね。
すでに多くの映画ファンに語られている同作品。そこで、ちょっと趣向を変えて“武器”という観点から書きます。
あらゆる映画に武器・兵器は出てきます。実在するものだったり、架空のものだったり、誇張されていたりとさまざまですが、それらを知ることで、映画がより面白くなったり、おかしくなったりします。
怪獣映画とは、未知の存在が人類とその社会を蹂躙していくものです。いかに未知の化け物に、現代の兵器が効かないか? それを見せつける映画でもあるわけです。ミリオタの僕としては「その武器、もうちょい強くして!!」って、思ったりするわけですよ。
もちろん、今回のゴジラに、どんな兵器も効きません。「人類の叡知をバカにしてんのか!?」ってくらい効果がありません。それが『シン・ゴジラ』を見たときの恐怖の正体でもあり、面白さでもあるわけですが。
多少のネタバレは含みますが、気にならない程度に書いていきます。
ゴジラと最初に戦ったのは、自衛隊です。自衛隊って、どのくらいの強さでしょう? 「実戦経験が少ない」「平和ボケ」などの言葉を耳にします。つまり、弱いイメージがあると思います。実のところ、自衛隊はめちゃくちゃ強いです。自衛隊と戦ったことがないので断言はできませんが、強いはずです。いや強くなくてはいけないのです。なぜなら、日本の軍事防衛費は世界でもトップレベルですし、現代における最強兵器「イージス艦」の保有数はアメリカに次いで多いので、ゴジラは相手に不足なしですね。
ゴジラへの最初の攻撃は、ヘリコプターからの機関砲射撃でした。登場するのは「AH-1攻撃ヘリ」通称“コブラ”です。アメリカ製のヘリですけど、自衛隊でも配備されています。劇中に出てくるのは「AH-1S」という強化型です。装備している機関砲は、「M197機関砲」。劇中では「20mm機関砲」と言っています。
ちなみに銃と砲の違いですが、多くの軍隊では、ボーダーラインは20mmとされています。20mm以上を砲、それ未満が銃なので、大きさ順に並べると、銃<20mm≦砲となります。
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