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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 天皇陛下生前退位に“猛反発”
週刊誌スクープ大賞

天皇陛下「お気持ち表明」と、生前退位に“猛反発”する日本会議の言い分とは

motoki0808「週刊文春」(8/11・18号、文藝春秋)

今週の注目記事・第1位
「『お気持ち』表明へ 天皇生前退位に『日本会議』が猛反発」(「週刊文春」8/11・18号)

第2位
「小倉優子夫と後輩アイドルの『ゲス不倫』撮った」(「週刊文春」8/11・18号)

第3位
「自宅『新聞代』まで政治資金に付け回している『丸川珠代』トホホ」(「週刊新潮」8/11・18号)

第4位
「小池百合子VS.都議会のドン」(「週刊文春」8/11・18号)

第5位
「ローラ 三代目JSB登坂広臣 愛はこの言葉から始まった!」(「女性セブン」8/18・25号)

第6位
「美人マネージャーと夫が手をつなぐ『松任谷由実』のルージュの伝言」(「週刊新潮」8/11・18号)

第7位
「死亡19名の実名を隠した神奈川県警の『危険思想』」(「週刊新潮」8/11・18号)

第8位
「『第2のちあきなおみ』という『河合奈保子』が休業20年で売れている」(「週刊新潮」8/11・18号)

第9位
「知らなかった 言えなかった わからなかった 退職金 業界別 企業別ランキング」(「週刊ポスト」8/19・26号)

第10位
「小泉純一郎『日本人よ、目を覚ませ!』」(「週刊現代」8/20・27号)

第11位
「そんなにいいのか?『ファーストクラス』の真実」(「週刊現代」8/20・27号)

【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ!

 今週は現代、ポストともに合併号である。朝刊の両誌の新聞広告を見たが、正直、現代を買うのはよそうと思った。

 いつまで続く泥濘ぞではないが、今週も100人の医者に聞きましたと、手を変え品を変えてはいるが、同じような内容の特集が延々と続いている。

 以前にも書いたが、これでは「壮快」や「安心」と同じ健康雑誌ではないか。高齢の読者が多いから関心が健康や、ポストのように苦しくない死に方やお墓のことにあるのはわかる。

 他誌も同じような企画をはじめているから部数的にはいいのであろう。

 だが、こうした健康雑誌まがいのことばかりやっていて、本来週刊誌がやらなければいけないことを忘れてはいないか。

 週刊誌のやるべきことは、大メディアがやれない、今のような“危ない”時代や安倍独裁政権への警鐘や批判だけだとはいわない。

 週刊誌ならでの事件取材や遊び情報、各界の若い人材の発掘など、テーマはまだまだあるはずである。

 このままいくと以前からの読者が離れ、競合するのは一般週刊誌ではなく健康雑誌になる。それでもいいのか?

 私は仕方なく今週も両誌を買ったが、現代は450円だが、ポストは480円だ。おつりを確かめて、思わず落涙しそうになった。

 これだったら好きな文庫本を一冊買ったほうがいい。フロイトの『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス』(中山元翻訳・光文社古典新訳文庫)が637円だぞ。

 合併号の間、週刊誌の諸君は価格も含めて考え直したほうがいい。このままでは生き残れるはずがない。

 以前から言っているように、価格を下げることは今考えられる一番簡単で効果のある“最善手”だと思う。

 現代で読んだものは、この2本。まずは、私もほとんど縁がなかった飛行機の「ファーストクラス」という謎に挑んだ記事。

 JAL(日本航空)の元CAとしてファーストクラスでの接客を数多く経験してきた毛利仁美氏がこう話す。

「まず、多くの航空会社ではファーストクラスのお客様の送迎サービスがあります。ご自宅や滞在先から空港まで、専用の運転手付きリムジンがお送りしています。また、一般的にはあまり知られていませんが、空港にはファーストクラスを担当する専任の『コンシェルジュ』がいて、到着されたお客様をお迎えしています。コンシェルジュがまずお客様をお連れするのは、一般の方は手続きできない専用のチェックインカウンター。朝や深夜といった、手続きが特に混雑する時間帯でもお客様が行列に並ぶことがないよう、その後の荷物検査や出国審査も専用のゲートで受けていただきます」

 出発前からエコノミーとは違うのだ。

 成田空港にあるJALのファーストクラスラウンジはこうだと、JAL職員がそのサービスの全貌を明かしている。

「ラウンジではまず、高級レストランクラスの飲食がすべて無料で楽しめます。お酒も英国王室御用達のシャンパンや、日本酒の純米大吟醸などが飲み放題。食事の『目玉』は握り寿司で、こちらは、寿司職人がお客様の目の前で握る『寿司バー』スタイル。特に海外のお客様に大人気です」

 食事だけではない。

「専用ラウンジには、まるで高級スパのようなシャワールームが完備され、足ツボや全身マッサージのリラクゼーションサービスも受けることができる。10時間を超える国際線の長距離フライトの前にはうってつけだ。さらに、英国の高級紳士靴メーカー『ジョンロブ』による伝統の靴磨きサービスを無償で受けられる」(現代)

 機内では希望する雑誌はほとんど読めるそうだが、「残念ながら、週刊誌の中にはご用意していないものもあります」とか。たぶん週刊現代と週刊ポストであろう。

 外国便はゴージャスなところが多いというが、シンガポール航空の「スイートクラス」には、ダブルベットの特別個室があるそうだ。

 恋人と“着くまでSEX”もできるわけだ。

 ファーストクラスの客は降りてからも違う。お客が通るのは専用のゲート。他の乗客よりも早く入国することができる。入国審査を終えて空港を出ると、専用のハイヤーがやってきて、自宅や目的地まで送迎してくれる。

「中にはヘリコプターで成田空港から赤坂まで送ってくれるサービスもある」(会社役員)そうだ。

 庶民が気になるのは、その値段だ。東京からニューヨークの直行便は往復で約200万円。観光客に人気のあるパリへの直行便は約260万円。オリンピックが開催されているリオへの往復は約180万円。

 パリはテロ警戒中で観光客が減っているから、先日見た旅行会社の広告には7泊、パリ往復で20万円台というのがあった。エコノミー症候群になってもそっちで行こう。

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