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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国で横行する従業員への壮絶体罰

女性への“公開ケツバット”に便器の水の強制飲用まで……中国企業で横行する、従業員への壮絶体罰

ステージ上でケツを叩かれた女性行員は、あまりの衝撃に思わずよろめく

 児童虐待が多発する中国だが、大人の世界でも人権を無視した壮絶な体罰が問題になっている。

「東網專訊」(6月30日付)などによると、パンツ1枚になった10名ほどの男たちが夜の街を徘徊させられている写真が、インターネット上に投稿された。その男たちは湖南省長沙市の美容店の従業員で、ノルマを達成していないという理由で、体罰を受けたのだった。それだけではなく、トイレの便器の水を飲まされたり、地べたを舐めさせられたり、尻を棒で叩かれたりしたという。

taibatsu01.jpg靴を履くことすら許されない
taibatsu02.jpg普通にクルマが走っているが、パンイチだと怖いものは何もない!?

 これに対し、ネット民からは非難の声が上がったが、「洗脳に成功」「オーナーはSM好きだな」といった分析も見られた。

 それにしても美容店でなぜ、ノルマを問われるのだろうか? 上海市在住のビジネスコンサルタントの日本人男性(39歳)は、こう説明する。
「中国の美容院にはたいてい、プリペイドカードがあり、5,000元(約7万5,000円)や1万元(約15万円)といった高額のチャージをさせて、顧客を囲い込もうとしています。美容師は、髪を切りながらこれを客に売りつけるのですが、あまりに強引なため、トラブルになることも少なくありません。なぜそこまで必死に売ろうとするのかというと、売れれば歩合がもらえるというのもありますが、ノルマを課せられているからです。中国の美容師は、営業マンでもあるのです」

 行きすぎた体罰は、エリートが働く金融機関でも横行している。

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