韓国・アパート大爆発の原因は”自殺の失敗”だった?「死に切れず、タバコを吸おうとしたら……ボカン!」
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6月14日午後6時、釜山(プサン)のとあるアパートでガス爆発が起こった。幸運にも死者は出なかったが、6人が重軽傷を負っている。
爆発が起きたのは5階の一室だったが、周辺の住宅を含め、70世帯余りの窓が砕け散った。さらに、階下の駐車場では、10台以上の車のフロントガラスや車体がボロボロとなり、道路を挟んだ店舗にまで破片が飛び散る大惨事に。この事故でアパート住人150人余りが、住居から3カ所の臨時待避所に避難するハメになった。
幸いにも事故を起こしたチョン氏(38)が全身やけどを負いながらも生きていたことから、事故原因はすぐに明らかとなった。なんと、彼の自殺未遂によるものだったのだ。
事故当時、家庭内の不和に苦しんでいたチョン氏は、生きていくことに疲れて、自ら命を絶とうとガス栓を全開にする。ガスが充満する密閉した部屋の中でそのまま3時間過ごしたが、やり方が悪かったのか、いくら待っても死ぬことができなかった。
自殺の失敗を悟ったチョン氏だが、その後の行動が問題だった。あきらめてガス栓を閉め直すのだが、すぐにタバコを吸おうとライターの火をつけたのだ。もちろん、自殺のやり直しというわけではない。
ガスが充満する部屋で火をつける……今どき、マンガでもやらないような大ボケの結果が、今回の事故原因だった。ちなみに6月16日現在、重症のチョン氏の処罰がどうなるのかは、まだはっきりしていない。
これには、韓国ネット民も「随分ダイナミックな自殺だな」「補償金回収のシーズンが到来しました」などと、あきれ返っている。
韓国では、5月にもアパートの貯水槽で遺体が発見され(参照記事)、住人が“汚染水パニック”に陥ったばかり。こちらも自殺者が起こした騒動だ。自ら命を絶とうとするほど追い込まれてしまったことには同情するが、運悪く巻き込まれたしまったほうは、たまったものではない。
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