「人を殺す技術を持っている」延暦寺の暴行僧侶がヤバすぎ! ほかにもヤクザまがいの僧が……
#事件
「俺は僧兵だ!」
暴行僧侶は、焼き討ちされた名寺の歴史に思いを馳せていたのだろうか。
口コミ観光ガイドサイトのトリップアドバイザーで「行ってよかった日本の神社仏閣ランキング」の12位にランクインしている滋賀県大津市の比叡山延暦寺で、40歳の男性僧侶が25歳の修行僧を殴り、耳の鼓膜を破って全治3週間のケガを負わせ、謹慎処分になった。
日本史に欠かせない重要な舞台でもあり、パワースポットとしても有名な日本有数の寺院だが、僧侶は4月、使いで呼びに来た修行僧に「おまえ何様や」と突然ブチ切れ、顔を5発も殴打。この僧侶は日常的に暴力を振るっていたようで、この翌日にも食事を準備していた別の20代僧侶を殴っているほか、2月にも30代僧侶を投げ倒したという。
それでも延暦寺は刑事告発しない方針で、これは「昔から続いていることだから、事件にすれば被害者が続々と出てきてしまうのが怖いのでしょう」と関係者。
「私自身も昨年、この僧侶に殴られたことがありますし、ほかにも横暴な人物がいますが、トラブルを大きくしたくないから、みんな黙って我慢しているんです」(同)
見て見ぬ振りが暴力僧侶を増長させたのか、問題の僧侶は寺の外で「俺は日本古来の武術の達人だ。僧兵の技術を持っている」などと言っていたことがあったという。
ある飲食店経営者によると「かなり格闘技が好きで、有名なボクサーとか格闘家の名前を出して『あれでは実戦では通用しない』とか、聞いてもいない話をしていた。昔は寺の僧侶が兵士として訓練し、人を殺す究極の武術があって、それを身に付けているとか自慢していた」という。
なんとも僧侶の言動とは思えない話だが、延暦寺は長い歴史の中で、武力化していた時期があり、戦国時代に一大勢力となっていたことが脅威とされ、織田信長に取り囲まれ焼き討ちされた話が有名。その後は武術訓練が途絶え、現在の僧侶もそうしたスキルを磨くということはないというが、僧侶はひとり僧兵を気取っていたようだ。
「ただ、彼以外にもヤクザみたいな振る舞いの人がいますよ。僧侶なのにウチに酒を飲みに来て、若い頃に片手で5人の男を倒したとか武勇伝みたいなのを語っていたり、たちの悪い酔っ払いと大差ないのがゴロゴロいます」(同)
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