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“天然ボケおじいちゃん”具志堅用高の意外なトークスキルに、広告業界から熱視線!

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 プロボクシング・元WBA世界ライトフライ級王者でタレントの具志堅用高の人気が、最高潮だ。天然ボケのトークが大ウケで、バラエティ番組などテレビで見ない日はないと言われるほど引っ張りダコ。さらに、プロ野球の始球式や各種イベントゲストにも登場。そんな中、大手広告代理店がさらに「理想の祖父」として押し上げるプランを練っているという話も聞かれる。

 あるイベントプランナーの話では「当初は6月の第3週の父の日、毎年発表される『理想の父親ランキング』のランクインを狙っていて、良い父親像を求められる商品のCMに起用したいと広告代理店が意気込んでいたんですが、具志堅さんは、もう60歳。父親というより祖父の年齢で、実際にジム経営を手伝っている30代の長女の子の面倒を見ていて、祖父として育児に積極的に参加していることを“イクジイ”として広める新たなプランが持ち上がった」という。

 最近は祖父による育児を推進するNPO法人などもあって、ソムリエと祖父をひっかけた「ソフリエ」なる言葉も生まれた。子育てを妻任せにしてきた世代が、退職後の生きがいで孫育てをするという話は、待機児童問題にも役立つという声がある。具志堅がそのイメージキャラクターとして活躍する可能性が出てきているわけだ。

 具志堅は5月26日、東京・池袋のサンシャインシティに登場。沖縄出身とあって沖縄物産展のイベントに呼ばれたもので、茨城出身のタレント鈴木奈々との天然トークで来場者を盛り上げた。

 ただ、同じ天然キャラでも、具志堅は「引退して仕事がなかったとき、実はデパートの地下で沖縄そばとソーキそばを売っていたんですよ」という沖縄名物を交えた苦労エピソードをしっかり披露。「店員はヒゲを剃らなくてはいけない規則だったけど、僕はトレードマークとして許してもらったんです」という話で場を和ませると、次は既婚者の鈴木に夫との関係を突っ込んでトークをリード。この様子を見ていたイベントプランナーは「タレントをトークでリードできる元ボクサーなんて具志堅さんだけ。これは内藤大助や亀田興毅でも無理」と絶賛していた。

「沖縄というと、元米兵の女性遺体遺棄事件や基地問題など社会問題が多いんで、こういうイベントでも気を使うところがあるんですが、具志堅さんが暗い話題を感じさせない見事な仕事をしていた」(同)

 来場者には若い女性も多く、「もし具志堅さんが祖父だったら」という質問を振ると「親には話せない恋愛や結婚の相談もできそう。ピンチには必ずそばにいてほしい心強いおじいちゃんに」と20代女性。また、28歳の新婚女性は「具志堅さんみたいな明るいおじいちゃんが料理とか家事を手伝ってくれるなら同居も大歓迎」と言っていた。

 イベントでの人気も鈴木より具志堅が上で、たくさんの若い女性らに写真撮影をせがまれていた。たしかに「理想の祖父ランキング」があれば上位が期待できそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2016/06/06 10:00
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