「4万年に1人の美少女」に中国メディアがちょっと待った! 日本芸能界「●●年に1人」商法に苦言
#アイドル #中国 #東アジアニュース #SNH48
上海を拠点にするSNH48の姉妹ユニットとして、先月誕生したばかりのBEJ48。このメンバー、スー・シャンシャン(15)が、かねてより「4,000年に1人の美少女」といわれていたSNH48のジュー・ジンイーをしのぐ、「4万人に1人」の逸材として日本で話題になっているが、これに対し、中国メディアが首をかしげているという。
先日、ニュースサイト「今日頭条」は、日本で高く評価されているアイドルは、中国の芸能界でも順調に活躍の幅を広げていることを紹介。その一方で、スー・シャンシャンが「4万人に1人の美少女」と絶賛されていることについて、日本人は中国のアイドルたちのルックスを高く評価しすぎているのではないか、と報じている。また、日本のメディアが日本のアイドルに対しても「何千年、何万年に1人の美少女」といった表現を盛んに用いていることに対し、「圧倒的な評価に値する美少女はいない」と述べている。
確かに、「1000年に1人の美少女」こと橋本環奈の登場以降、「2000年に1人の美少女」滝口ひかり、「1000年に1度の童顔巨乳」SUPER☆GiRLSの浅川梨奈、「2万年に1人の美少女」AKB48小栗有以、さらに少し毛色が違うが、「岡山の奇跡」桜井日奈子など、日本の
芸能界では「●●年に1人」「奇跡」商法が多発している。実際のところ、橋本はこの商法で完全ブレークを遂げたが、それ以外の面々は鳴かず飛ばず、といったところ
これに対し、中国の芸能事情に詳しいライターは次のように指摘する。
「BEJ48は比較的若いメンバーが集められており、二次元キャラを彷彿とさせるルックスは日本人オタクの好みを意識しているのでは? と指摘されています。そのため今回、スー・シャンシャンが日本で注目されたのは自然な流れでしょう。とはいえ、“4万年に1人”とは、さすがに大げさすぎ。中国では日本の芸能人人気が高く、佐々木希をはじめ、石原さとみ、蒼井優といった“たぬき顔”が受けています。そんな彼女たちと比べると、スー・シャンシャンもジュー・ジンイーも、いくらかわいいとはいえ、レベルが違いすぎる。普段から日本の美女たちを見慣れているがゆえ、今回のような厳しい声が上がったのでは?」
4万年に1人のアイドル発見から、皮肉にも日本の芸能界にはびこる「●●年に1人」商法の浅はかさが指摘されてしまった格好だが、中国では先ごろ、人民大会堂で“共産党礼賛公演”を行った56人組アイドル「56輪の花」が話題になったばかり。自国のアイドルに対して厳しい目を向けるのも、アイドルカルチャーが成熟しているということだろうか?
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