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侵入された福山雅治マンション、警備体制に不備?「通常、コンシェルジュに合鍵は……」

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 福山雅治の住むマンションのコンシェルジュが、合鍵を使って部屋に侵入した事件で、芸能記者たちがガッカリしている。報道陣の間では特定できていた新居から引っ越すことは間違いなく、「転居先を探すのに、また苦労する」というわけだ。問題のマンション前には福山ファンとみられる見物人も現れ始めており、「すでに夫妻は自宅に出入りしていない状況」と週刊誌記者が明かす。

「これまでもソックリさんの影武者を用意して、カムフラージュ用のマンションや車まであったほど福山はプライベートを隠すことに力を注いでいましたから、次はさらに手の込んだ形で新居に入るでしょう」(同)

 もっとも、マスコミよりも災難なのは当の福山だ。まさかコンシェルジュに裏切られるとは思わなかったはずだが、不動産評論家の坂本和雄氏によると「事件のあったマンションは、あまり質の良い管理体制とはいえない」という。

「一概には言えないところもありますが、本来、セキュリティがしっかりしているところは、コンシェルジュが合鍵など持ち出せません。管理人とコンシェルジュを分けて、合鍵は警備重視の管理人のほうが鍵のついたボックスで管理したりするんです。クリーニングや宅配便などの日常サービスを補助するコンシェルジュは、こうしたことにはノータッチ。管理人は企業に長く勤めてきた元サラリーマンで年配の男性が多いのですが、コンシェルジュは主婦のパート仕事だったりするので、正直、セキュリティ面をコンシェルジュに任せないほうがいいんです。自然災害や住民に事故があったときの緊急対応などを、時給で働くパートに任せるのは無理がありますから」(同)

 福山といえば、以前も同じマンションに住む元オセロの中島知子が引きこもりの洗脳騒動を起こして記者たちを集めてしまい、転居せざるを得なくなった過去がある。当時のマンションは警備が厳重で、女性誌の記者がピザ店員に扮して出入りしようとして変装がバレ、警察を呼ばれたこともあった。

「私生活を狙われる芸能人の方々は、警備体制に気を配って物件を決めたほうがいい」と坂本氏。

「以前、目黒区でコロッケさんら複数のタレントが住んでいるといわれたマンションでは、コンシェルジュの女性が記者に内部情報を流して情報料をもらっていたなんて話を聞いたことがあります。私がアドバイスするなら、芸能人が多数入居するマンションは、話が漏れやすいので避けることですね」(同)

 一方、マンションを複数所有するオーナーでもある作家・影野臣直氏は「管理する側からすれば、今回のような前例を作ってしまったのは大問題。福山さん側は、コンシェルジュを雇った管理会社に、損害賠償請求をしたほうがいいと思う」と語る。

 そこで、転居を余儀なくされる福山の所属事務所にその件について聞いてみたが、担当者不在で回答はもらえなかった。結婚して人気急落といわれる福山にとっては、しばらく落ち着かない新婚生活となりそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/05/31 18:04
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