“第2の又吉”逃した押切もえが、路線開拓を急がざるを得ないワケ「『AneCan』の世代交代で……」
#押切もえ
モデルの押切もえが16日、ノミネートされていた「第29回山本周五郎賞」(新潮文芸振興会主催)の受賞を逃した。
候補になっていたのは、押切にとって2作目となる『永遠とは違う一日』(新潮社)。受賞した湊かなえ氏の『ユートピア』(集英社刊)とは0.5ポイントの僅差だったといい、この結果を受け、押切は自身のTwitterで「次回作、頑張ろうと思いました」と、早くも次への意欲を示している。
押切は、2013年に処女小説『浅き夢見し』(小学館)で小説家デビュー。『永遠とは違う一日』は、雑誌「小説新潮」(新潮社)で1年間連載していた6つの短編をまとめたものだ。
選考委員がその筆力を高く評価する一方で、世間が同様に評価しているかというと、まだ到底そこまでには至っていない様子。また、ネット上では「本当に、自分で書いてるの?」「どうせまた、お得意の“プロデュース”でしょ?」と冷めた声も。
「モデル以外のキャラを探し続けてきた押切としては、今回の賞はのどから手が出るほど欲しかったはず。今回は、主催の新潮社の出版物だったことから、“盛り上げ要因”として便宜を計られた可能性も否めないが、それでも“受賞作家”の冠が付けば、“第二の又吉直樹”として世間に多才ぶりをアピールすることができた」(芸能記者)
押切といえば「CanCam」(小学館)全盛期には、山田優や蛯原友里と並んでカリスマ的人気を誇っていたが、年齢と共に人気が低迷。2009年から看板モデルを務める「AneCan」(同)では、蛯原、高垣麗子と並び「トップ3」と称されてきたが、人気は2人に離され気味だったという。
「“劣化”が叫ばれて久しい押切ですが、最近では漂う負のオーラから『薄幸モデル』と揶揄されることもしばしば。さらに、蛯原と高垣がこの春、揃って『AneCan』を卒業したことで、押切が同誌最年長モデルとして、1人取り残される事態に。これから後輩の突き上げが待っており、世代交代も時間の問題。一刻も早く次の路線を開拓したいところ」(同)
モデルとしての商品価値がなくなる前に、“第二の又吉”になることは叶うだろうか?
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