芦田&シャーロット主演『OUR HOUSE』が奇跡の回復!? “打ち切り”のカギ握るのは日テレ『行列』の視聴率か
#ドラマ #フジテレビ #芦田愛菜 #シャーロット・ケイト・フォックス #OUR HOUSE
苦戦が続いている芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演ドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系/日曜午後9時~)が奇跡の回復(?)を見せた。5月15日放送の第5話で、自己最高の5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークしたのだ。
初回4.8%と、いきなりの5%割れでスタートした同ドラマ。第2話では5.0%にアップしたものの、第3話は4.0%と降下。第4話では3.8%まで落ち込み、“打ち切り”がちらついていた。ところが、第5話では1.6ポイント上げて、5.4%まで回復した。これで“自己最高”というのは、なんともレベルの低い話ではあるが、いい兆候であるのは確か。
しかも、特筆すべきは、裏の松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)が、前週の16.3%から18.9%に大幅アップしたにもかかわらず、『OUR HOUSE』が視聴率を上げた点だ。
もうひとつの強力な裏番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)は前週、かつてレギュラーだった橋下徹の出演で17.2%の高視聴率をマークしていたが、15日は16.2%と微減。『OUR HOUSE』は、『行列』が下げた分を、うまく取り込んで数字が回復したとも見て取れる。
とはいえ、自己最高を記録したといっても、しょせん5%台で、『OUR HOUSE』が“打ち切り”圏内の危険水域にあることは間違いない。第5話までの平均は4.6%で、今期の民放連ドラ(プライム帯)の中では、ぶっちぎりでビリ。同局系の深夜ドラマ『火の粉』(ユースケ・サンタマリア主演/土曜午後11時40分~)の平均4.3%(第7話まで)と大差ないのだから、ひどすぎだ。
今後、『99.9』が急降下する可能性は低いだけに、『OUR HOUSE』が視聴率を上げていけるかどうかは、『行列』の視聴率推移にかかっているともいえそう。その意味で、『OUR HOUSE』が“打ち切り”になるかどうかのカギを握っているのは、『行列』なのかもしれない。
(文=森田英雄)
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