「生まれ変わったら、ドイツに住みたい」“世界一の嫌韓国家”ドイツに憧れる韓国の若者たち
「まるで地獄のような国だ」。そんな意味を込めて自国を“ヘル(地獄)朝鮮”と自嘲している韓国の20代たち。韓国社会の悲惨な現状から夢や希望を持てなくなった彼らは、もし生まれ変われるのなら、どこの国に住みたいと考えているのだろうか?
実際に、その質問に答えたアンケート結果がある。若者の研究機関「大学明日20代研究所」が韓国の若者に、世界の主要8カ国(日本、中国、韓国、インド、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス)に対するイメージ調査を行っている。
総合ランキングから見ていこう。それによると、韓国20代が最も高く評価された国は72.6点を獲得したアメリカ。「政治水準」「経済水準」などの部門で1位となっている。2位は僅差でドイツ(72.3点)となっており、以下、イギリス(69.0点)、フランス(68.8点)、日本(61.1点)、中国(51.3点)、インド(43.7点)となった。最下位は韓国(39.6点)。やはり、“ヘル朝鮮”という言葉の通り、韓国20代にとって自国の印象は最悪のようだ。
では、彼らが「もし生まれ変わったら住みたい国」はどこだろうか? それは、25.4%と大きな支持を集めたドイツだった。ドイツは好感度で断トツ1位となっており、「教育を受けたい国」「自分の子どもを育てたい国」「老後に暮らしたい国」などでも首位を記録した。
そもそも韓国のドイツ好きは、異常なほど。今回のアンケートに限らず、イギリスBBC放送が行っている世界16カ国とEUを対象にした「国家イメージアンケート」(2014)によると、韓国人のドイツに対する評価は、実に84%が肯定的となっている。日本に対しては肯定派が15%しかいないという事実を見ても、韓国人がいかにドイツ好きかわかるだろう。
面白いのは、ドイツ人が韓国嫌いというところ。同アンケートによると、ドイツ人の韓国に対する評価は肯定派24%で、否定派は59%にも及ぶ。日本人の韓国評価でさえ否定派37%にとどまったにもかかわらず、ドイツ人の6割が否定的という結果に。この否定派のパーセンテージだけ見ると、世界一の嫌韓国家がドイツといえるのだ。振り返れば2011年7月、ドイツ在住の韓国人女性がドイツ人女性からタバコを投げつけられるという事件があった。韓国人女性が抗議すると、そのドイツ人女性は彼女を殴打。さらに大声で「目が小さい!」などと罵倒しながら、韓国人女性の首を絞めたという。今年1月末にもドイツ・ミュンヘンのスターバックスで、韓国人が差別を受けたという話も。韓国人女性が注文したドリンクのカップに、東洋人や韓国人を蔑視する「目の細い人」を描いて渡したそうだ。
ドイツに憧れる韓国の20代たちは、ドイツ人は韓国嫌いという現実を認識していないようだ。彼らが“ヘル朝鮮”から脱出してドイツに行こうなどと考えているなら、さらに厳しい現実に打ちのめされるかもしれない。
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