韓国マクドナルドの労働環境が過酷すぎ! やけど被害続出の「45秒ルール」ってナンだ!?
#韓国 #マクドナルド #東アジアニュース
2016年の韓国の最低賃金は6,030ウォン(約570円)。これでも昨年度より8.1%引き上がったそうだが、韓国のパート・アルバイト労働者は、いまだに時給500円台の時代を生きている。ところが、その安い給料よりも耐えられないことがあるという。最近、頻繁に起こっている、労働者に対する非人道的な待遇だ。
4月13日は「世界ファストフード労働者の日」。その2日前の11日、世界的ファストフード企業・マクドナルドで働く韓国の労働者たちは、韓国支社に対する「10大要求案」を発表した。その要求案の中で特に目を引くのが、「45秒バーガー廃止」である。
数年前、日本のマックでは、お会計終了から60秒以内にバーガーを届ける「60秒ルール」というイベントがあったが、かなり不評だった。しかし韓国では、通称「45秒バーガー」というサービスを常に行っているそうだ。45秒とは、客にバーガーを渡すまでの1分20秒のうち、バーガー調理にかける時間のことだが、このサービスが始まってから、マック労働者のやけど率が大幅に増えているという。もともとビニール手袋を1枚着けただけの状態で、熱い鉄板の上でミートパティを焼くという厳しい労働環境だった上に、“45秒”というミッションまで課せられたからだ。
ネット上には「狭い空間で時間に迫られ、焦りながらバーガーを作ってる。手や腕には何度もやけどをしてて、本当に泣きたくなる」「カウンターの奥は、まさに戦場。常に追い詰められた状態だ」といった嘆きの声や、実際やけどを負った画像などが多数寄せられている。
また、要求案には「17分30秒デリバリー制度の廃止」というのもあった。マックの配達ライダーが、その時間を守るために交通ルールを破るのは日常茶飯事。事故も頻発しているようだ。
つい先日には、雇用主が元従業員に未払いの給料を全額硬貨で渡すという嫌がらせもあったばかり(参照記事)。アルバイト環境を見るだけでも、韓国はますます「Hell朝鮮」(地獄のような韓国という意味)へと突き進んでいくようだ……。
(文=S-KOREA<http://s-korea.jp/>)
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