「アイドルはこうだっていうのが……よくわからないです」“東京最強アイドル”BELLRING少女ハートが考えるステージと観客の幸せな関係
#アイドル #インタビュー
アイドルブームといわれて久しいが、星の数ほど存在するアイドルの中で自らを“東京最強アイドル”と呼ぶ5人組アイドル、BELLRING少女ハート。かつて、“学芸会以下”と揶揄されたそのステージはしだいに熱気を帯び、人が人を呼び、ついには「ワンマン3部作」を敢行するまでとなった。
今回は、1月のZEPP TOKYOワンマンライブ『Q』に続いて、4月30日に開催を控えるTOKYO DOME CITY HALLワンマンライブ『B』について聞いてみた。
途中、メンバーから質問が飛び出すなど話は思わぬ方向へ……! 舵取り不可能な彼女たちに、インタビュアーもタジタジ!?
――BELLRING少女ハート(以下、ベルハー)は、大きな会場でライブを行っていますが、ワンマンとなるとモチベーションは変わりますか?
甘楽(かんら) あの、私はチラシ配りとかしたんですよ、チケット売るために。あーちゃん(柳沢あやの)と一緒に路上ライブをしたりだとか。それで、いつものファンの方ではなくて、チケットを売るための活動で出会って会場に来てくれたお客さんが結構いらっしゃったので、来てくれてありがとうって気持ちがありました、いつものライブより。
――なるほど。
甘楽 だけど、私はあの……この『BEYOND』というアルバムがあるんですけど、こちら(とアルバム『BEYOND』を取り出す)! こんなに曲があるんです! 16曲も! この曲が『Q』で初披露になったんですね。で、それを覚えることに甘楽はもう手一杯で。自分の魅力を100%出せなかったんですよ!
柳沢あやの(以下、柳沢) (手が)震えてるよ。
甘楽 そう、満足いかなくって! だから、あの、『B』では絶対に勝ちます!
――『Q』は未消化というか、やりきってないっていう気持ちなんですか?
柳沢 甘楽が言ったように、いつものワンマンライブとかでやってきたよりも、自分たちで行動したんです。甘楽とはチラシ配りとかしたし、私はれーれ(仮眠玲奈)といろんなお店に行って、流し(飲食店などで一曲歌わせてもらうこと)とか、そういうのをしたんですけど、やっぱり正直埋まらなかったし、それが今の自分たちの力だなって。
――『Q』のときは、記念にバンジージャンプをやりましたよね。『B』では、こういったことをやりたい、こういうのをやらされるんじゃないかっていうのはありますか?
甘楽 何をやらされるかは全然わからないです。……これ言って大丈夫ですか? 私、虹をつくりたいです!
――虹をつくる?
甘楽 私はライブ中に毒霧をするんですよ。毒霧ってわかりますか? ペットボトルでぶーって。あれで、虹をつくりたいです。私の吹いた霧で、虹がぱあーってなるライブをしたいです。
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