“お天気キャスター”遺恨勃発! 民放各局がNHKから続々と引き抜く異常事態の裏事情
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NHKに、またも激震が走った。
先に、同局の“人気ナンバー1”気象キャスターで『ニュースウオッチ9』を担当していた井田寛子(37)キャスターが、TBS系『あさチャン!』に移籍したばかりだが、今度は『NHKニュース7』の気象担当・寺川奈津美キャスター(33)が、フジテレビ系『直撃LIVEグッディ!』(4月4日より、月~金曜午後1時45分~)に移ることが明らかになったのだ。寺川キャスターは1日の放送をもって『NHKニュース7』を卒業し、4日より『グッディ!』に出演する。
寺川キャスターは山口県下関市出身で、慶応義塾大学理工学部を卒業後、一般企業勤務、塾講師などを経て、2008年4月よりNHKの契約キャスターとなった。初任地は鳥取放送局で、情報番組のキャスターを務めた。同年に気象予報士の資格を取得。11年4月より、“7時28分の恋人”として知られた半井小絵キャスター(43)の後任として、『NHKニュース7』の平日の気象担当となった。いったんは土日祝日担当に変わったが、その後、また平日に戻った。
童顔で、とても30代には見えない寺川キャスターは甘ったるい声が魅力。ミニスカでの出演も多いため、男性視聴者から絶大な支持を得ていた。
井田キャスター、寺川キャスターと、人気気象キャスターを相次いで民放に引き抜かれてしまったNHKの責任は重大だ。当然、視聴者からのクレームも覚悟しなければならないだろう。
「NHKの契約キャスターは、決して待遇がいいわけではありません。しかも、いつ契約を打ち切られるかわからない不安定な立場。局アナと契約キャスターの待遇差がありすぎなんです。だから、民放からちょっといい条件を提示されれば、誰しもグラッときてしまいます。今後、NHKは人気ある契約キャスターに関しては、待遇改善や長期契約を図らないと、流出を防ぐことはできないでしょう」(テレビ関係者)
4日に民放デビューする寺川キャスターだが、不安点がないわけではない。というのは、『グッディ!』は、裏の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に惨敗を喫しており、今春の改編で打ち切りにならなかったのが不思議なくらいの低視聴率番組。『ライオンのごきげんよう』、昼ドラの打ち切りに伴い、同日から放送時間が10分拡大されるが、このまま視聴率が上向かなければ、番組自体がいつまで続くかわからない状況だ。ヘタをすれば、今秋の改編で打ち切られ、寺川キャスターは失職することにもなりかねない。
(文=森田英雄)
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