ブチ切れロナウド、記者会見途中退席も、質問にはプレーで回答!「スター性がエグイ」と話題に
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今月16日、レアルマドリードのクリスティアーノ・ロナウドは、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1stレグのローマ戦に向け、記者会見に臨んだ。しかし、ある記者からの失礼な質問に対し、怒りを露わに途中退席してしまっていた。
今回の相手であるローマとは関係のないバルセロナに関しての質問が連続し、ロナウドは終始イライラしていた。不仲説が唱えられるレアルの3トップBBC(ベンゼマ、ベイル、ロナウド)を引き合いに、バルセロナのMSN(メッシ、スアレス、ネイマール)はピッチの外でも仲が良いが、友情は必要か? の質問に「キスやハグをする必要もなければ、食事に行く必要もない」と回答。また、物議を醸しているメッシのトリックPKについて聞かれても「やった理由は知っているが、答えるつもりはない」と答え、ロナウドがイラついていることは、誰の目にも明らかだった。
そしてついに、ロナウドのイライラが頂点に達した。記者からここ3カ月間アウェーでゴールを決めることができていない理由について聞かれると、次のように答え、その場を後にしてしまった。
「スペインに来てから、アウェーで俺よりもゴールを決めている選手の名前を言ってみてくれないか? 一人でもいいから。(記者が答えられずにいると)いないだろ? それじゃあ、また」
この記者会見が話題となり、ロナウドの態度に関してファンの間では「キレるのは図星だから」「記者が失礼過ぎる」など、賛否両論の議論が巻き起こっていた。しかし、次の日行われたアウェーでのローマ戦、ロナウドは記者の質問に対して完璧な回答を見せた。
「0-0で迎えた後半11分でした。マルセロの縦パスに抜け出したロナウドは、左サイドから猛スピードで相手ゴールに向かい突進。追いついた相手DFを完璧な切り返しでかわし、見事なシュートを決めました。これは誰もが認めるアウェーでのスーパーゴールですよ。昨日の記者に対して完璧な答えを出せた形ですね。これには地元ファンから『誰だアウェーで決められないと抜かしていたのは!?』『ロナウド怒らせると、これだから怖い』『スター性がエグイ』と、称賛の声が飛び交っていましたよ」(スポーツライター)
その後も何度もローマのゴールを脅かしたロナウド。31歳を迎え、全盛期を過ぎたと言われているが、まだまだロナウドの快進撃は終わりそうにない。
(文=沢野奈津夫)
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