奇行連発・清原和博逮捕でプロ野球「死亡寸前」!? 無責任発言のOBと、“影響回避”した者
#薬物 #清原和博 #ダウンタウン #プロ野球
元プロ野球選手の清原和博が、覚せい剤所持の疑いで逮捕されてから2日が経った。プロ野球の一時代を築いたスターが重い罪を犯した衝撃はいまだ冷めやらず。ここへきて続々と新情報が入ってきている。
逮捕前の清原に関する「トンデモ情報」は、まさに無尽蔵にあふれ出す。六本木のクラブで山口組六代目・司忍組長のテーマ曲を歌っていただとか、バーでエアガンを乱射したとか、裏社会の人間とのつながりや薬物の使用感を方々に自慢していたとか……。すでに本人の尿から薬物の陽性反応も出ているようなので、これらの奇行を見る限り、「シャブ漬け」の生活に浸っていたのは間違いないだろう。
清原逮捕により、これまで薬物使用疑惑からテレビ出演できなかった彼を助けてきた、SMAP中居正広、とんねるず、ダウンタウン、坂上忍ら芸能人たちは一様に裏切られた格好で、ショックは大きいに違いない。ただ、影響は彼らだけにはとどまらないようで……。
「プロ野球界でも屈指の注目度を持っていた清原の逮捕は、プロ野球自体にダーティなイメージを植えつけましたね。もちろん真面目に取り組む選手がほとんどではありますが、カネの使い道と人脈の一つの形を提示してしまったといっていいでしょう。彼と深い関わりのあった選手や知り合いなども無駄に疑われてしまった部分もゼロではないでしょうし。プロ野球は昨年、暴力団がらみの野球賭博でも大問題になっています。古い考えではありますが、プロ野球も芸能と同じく一つの『興行』とするならば、裏にキナ臭い人々の存在があっても不思議ではない。それをあからさまに見せてしまった事件といえるでしょう」(芸能記者)
人気低迷が叫ばれて久しいプロ野球ではあるが、清原逮捕でその流れが加速する可能性は大いにある。プロ野球関係者や、特に彼を指導をした人物はこぞって「残念」というコメントを残しているが、清原を祭り上げ増長させた責任の一端は、西武時代の周囲をふくめ彼ら野球界にもあるのではないか。その中でのコメントとは思えないものばかりだ。もともと「砂上の楼閣」だったのかもしれないが、本当に“死期”が迫っていると考えても大げさではないだろう。
しかし、この事件に巻き込まれるのを寸前で回避できた会社もある。TBSである。
「昨年大ヒットしたドラマ『下町ロケット』(同)に、清原を出すという話がありました。制作サイドはキャスティングに向けて本格的に動いていたそうですが、それに気づいた幹部が『やめろ』と止めたそうです。出演すればかなりの話題にはなったでしょうが、今この瞬間を考えればDVD化も再放送もすべてオジャンになっていたところ。本当にギリギリのところでしたね」(同)
TBSは『中居正広の金曜日のスマたちへ』に清原を出演させているのですべてOKというわけではないが、2015年を代表するドラマだっただけに、DVDなど二次利用できないのは痛いだろう。幹部の判断は正しかった。
各方面に影響を与える清原の逮捕。狂想曲はまだ続きそうだ。
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