トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > キムタクが宮根に語ったウソ?

まるで“公務員”! 2010年、木村拓哉が宮根誠司に語った「キムタクの本音」はウソだらけ?

kimura0202.jpg

 アイドルグループ・SMAP解散報道の第一報が流されてから、すでに半月ほどが過ぎた。ようやくSMAP一色だった報道も収まりつつあるように思える。メンバーである中居正広が、25周年を迎える9月にジャニーズ事務所を退社するという情報もあり、次に騒がれるのはその時期となりそうだ。

 個人的には「ジャニーズじゃない、独立したSMAP」というのも見てみたかったが、グループ人気を牽引してきた木村拓哉がジャニーズ残留を決意、つまりは「イチ抜け」してしまった時点で、その実現度は極めて薄いものとなってしまったのだろう。ファンの間で「裏切り者」との認識があるのも仕方がない。

 その木村拓哉。これまでのキムタクのイメージはひたすらに「カッコイイ」「クール」「オシャレ」とかそういうものだったはず。実際テレビ番組でのトークなどでの姿はやはり「キムタク」然としていた。余裕な物腰や仕草も、彼の人気とカリスマ性を支えた一端だったことは間違いがない。

 2010年、当時始まったばかりの『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で、MCの宮根誠司とキムタクの対談が行われた。キムタクは同時期に開始された月9ドラマ『月の恋人〜Moon Lovers〜』(同)の主演であり、その番宣での出演だった。緊張しているのか、「日本中に注目されるなんてどうですか!?」なんてトンチンカンな質問をする宮根に対し、キムタクは戸惑いながらも丁寧に応対。対談場所は鉄板焼きの店だったが、焼いた料理を宮根に取り分けるなど、さりげない気遣いもあった。ここらへんはさすがキムタク、どう見られるかを意識しているのがよくわかる。

 ただ、対談の後半、キムタクは宮根の質問に対し、今から思うと「ウソ」と思えるような回答をしている。

 宮根はキムタクに「将来、20年後とか30年後、どうなってると思いますか?」という質問。彼は「とりあえず現場にはいたいですね」と答え、さらに「別に安定志向とかないですね。何やっても食っていけると思ってます」とストレートに語った。さらに宮根の「仮に芸能界から仕事がなくなったら?」という質問にも「全力でやればなんとかなりますよ」と回答している。その場で聞いた限りでは「変化を恐れない、たくましい男」「ステキ」となるのだろうが……。

「正直、妻である工藤静香の説得でジャニーズ事務所に残る決断をした木村の行動は、誰の目から見ても『安定志向』としか思えません。道なき道を行くわけではなく、ジャニーズという巨大かつ堅牢な豪邸に“永住”することを選んだんですからね。これまで、たくましくワイルドで洗練された雰囲気を20年近くキムタクは演じ続けてきましたが、今見るとすべてが薄っぺらく感じられます。挑戦し続けるスターではなく、安定を求める『公務員のお父さん』だったんですから」(同)

 熱狂的なファンなら別かもしれないが、そうでない人からすると「そんなのアリかよー」という気分だ。

最終更新:2016/02/02 19:30
ページ上部へ戻る

配給映画