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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 2015年ブレイク俳優を徹底分析

ニュースターは、朝ドラからしか生まれない!?「2015年ブレイク俳優ランキング」

kubota1222.jpgスターダストプロモーションによる公式プロフィール

 オリコンが「2015年ブレイク俳優ランキング」を発表したが、NHKの朝ドラをきっかけにブレイクした俳優陣がトップ4を占拠。朝ドラからしかニュースターが生まれない現実を露呈する格好となった。

 その上位4人とは、1位=窪田正孝、2位=福士蒼汰、3位=鈴木亮平、4位=山崎賢人。

 窪田は『花子とアン』(14年度前期)で、主人公の花子(吉高由里子)の幼なじみ・朝市役を演じた。同作では脇役だったが、高い演技力が評価された。今年は『映画 ST赤と白の捜査ファイル』など4本の映画に加え、『アルジャーノンに花束を』(TBS系)、『デスノート』『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D~』(日本テレビ系)と3本の連ドラに出演。中でも、主演を務めた『デスノート』での演技が光った。昨年の同ランキングではトップ10に入っていなかったが、今年一気に上昇した。来年は、1月期の連ドラ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(同)に準主役で出演。2本の映画も決まっており、さらなる飛躍が期待できそう。

 一昨年は2位、昨年は1位だった福士は、今年も2位と高評価を得た。言うまでもなく、『あまちゃん』(13年度前期)でブレイクした福士は、その後、着実にキャリアを積んだ。今年は『恋仲』(フジテレビ系)で、プライム帯の連ドラで初主演。有村架純とのW主演となった映画『ストロボ・エッジ』もヒットし、主要キャストに名を連ねた映画『図書館戦争』シリーズも話題を呼んだ。来年放送予定の超大型スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』(同)での主演が決まり、すでにクランクインしている。福士の特筆すべき点は“同性人気”が高いことで、今回のランキングでも「男性が選ぶトップ10」では堂々の首位。同性からの支持を得られるのは、役者としては何かと得だ。来年はランクアップへの足固めの年になりそう。

 3位には、『花子とアン』で、花子の夫役を演じた鈴木がランクイン。窪田同様、昨年はトップ10にも入っていなかったが、ようやく認知された感がある。鈴木といえば、役作りにストイックに打ち込むことで有名。今年は主演を務めた『俺物語!!』をはじめ、実に6本もの映画に出演。連ドラ『天皇の料理番』『結婚式の前日に』(TBS系)でも高い演技力が光った。すでに32歳の鈴木は若手とは呼べない。そろそろ、鈴木が主役を張った連ドラが待ち望まれる。

 昨年9位の山崎は4位にランクアップ。甘いルックスで、どこか頼りなげな雰囲気が母性本能をくすぐるようで、女性票2位と異性から高い支持を誇る。恋愛映画『L・DK』(14年)で“壁ドン”ブームの火付け役となった山崎は、『まれ』(15年度前期)で、主人公・希(土屋太鳳)の夫役を演じ、人気急上昇。現在公開中で、土屋との再共演となった映画『orange-オレンジ-』は興行成績も上々。来年は早くも、2本の映画で主演が決まっており、その勢いはとどまるところを知らない。

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